褒めることの大切さ

世界には二種類の人間がいます。文句ばかり言う人と、褒める人です。文句を言う人はある意味で苦しいです。なぜなら彼らは一度にして誰にも心を開いたことがないからです。花になっていないからです。彼らの基本的な態度はネガティブのオンパレードです。何事も物事の暗闇の一面しか見ていないからです。光の部分を見ようとはしません。薔薇の棘は数えるけど、咲いている花弁の数は数えようとはしません。
しかしあなたが花束の美しさと暗闇の静けさを心から褒め始めた時、数々のよろこびは川が海へと流れるように、心のどこかで何かが変化し始めます。ますます成長します。もう自分の殻に閉じこもったあなたではありません。褒めるということはもっと清らかになることです。ますます感受性が高まり、ますます詩的、美感溢れる存在になるのです。あなたの感受性の高さは、自分を取り囲んでいる周りの無限な美しさがわかってくるのです。この始まりも終わりもない、深いよろこびをわかってくるようになるんです。
それは言葉にできない不思議な感覚なんですが、巨大な喜びを作り出します。褒めるということは祈るということです。喜びは祈りの香りです。

OSHOの言葉〜