山 眠 冬の山の姿をいふ。四季の山の
(やまねふる) 姿をいへる詩あり次にしるす
詩 四季山之詞 臥遊録ニ出
春山淡冶而如笑
夏山蒼翠而如滴
秋山明淨而如粧
冬山慘淡而如眠
源:
http://www.geocities.jp/sybrma/317yamawarau.html
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山笑ふ・山粧ふ・山眠る
(『改正月令博物筌』・『臥遊録』より)
☆ 出典について
俳句に「山笑ふ」「山粧ふ」「山眠る」という季語がありますが、この言葉は北宋の画家・郭煕の言葉で、一般に出典は南宋の呂祖謙の『臥遊録』だとされているようです。しかし、この言葉が最初に出ている書物を出典として挙げるとすれば、子の郭思が編集した『林泉高致集』とすべきではないでしょうか。
『広辞苑』や『諸橋大漢和辞典』が出典としている『画品』(『畫品』)が、もし『林泉高致集』に含まれているという『画品』(『畫品』)を指しているのだとすれば、出典は「『林泉高致集』「画品」」(『林泉高致集』「畫品」)と表示すべきではないでしょうか。
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榛原守一さんのお名前を刻みます。
榛原守一先生、学恩を感謝します。
お名前は、ただいま初めて存じ上げるようになりました。
契機は、「郭熙 画論 『臥遊録』」で、捜索した際の「山笑ふ・山粧ふ・山眠る(『改正月令博物筌』・『臥遊録』より)」なる題名の資料317でした。
<『小さな資料室』の室長室>目次 室長室の最終更新日: 2016.08.17
最終更新日が約8か月前。
お健やかにお過ごしでしょうか…・
榛原守一さんは新竹州新竹郡新埔庄の国民学校に通われていた、由。
これで、漢文の素養の深さも納得です。
源:
http://www.geocities.jp/sybrma/shitsuchoushitsu.002.html
小さな資料室:
http://www.geocities.jp/sybrma/
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