糧秣を受領しての帰途 - 吉田嘉七 あるいは椰子の根もとをまわり、 あるいは藪にうつふしかくれ、 急ぐ身は敵機過ぐるをひた待つに また空どよもす爆音の、 こはボーイングの編隊来るらし。 今わが背に負いたるは、 米二十瓩、粉味噌若干。 こ
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