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2017年05月12日23:15

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将棋生活3


 今日も3連勝で終わった将棋ウオーズ。
 この3日間負けなしで9連勝。5級から4級は1勝で上がり、4級から3級へも1勝で上がる。そして、3級で3連勝して2級へ上がった。今4連勝中。
 しかし、この4戦で当たった相手は、全部2級。
 2級での達成率は 36.5%にしかなっていない。(100%になると1級になる。)
 相手はコンピューターが選んでくれているので、ランダムに強い人と当たったり弱い人と当たったりはするのだが、9連勝もしている現状は運よく弱い人と続けて当たる場合もあるってことだろう。デイリー実力は 0.2級となっている。
 このデイリー実力が初段を超えて、1.4段となったこともあるので、対戦相手次第ともいえる。勿論、自分からあえて相手を強い相手に設定する方法はあるのだが、今は一日3局を大事に戦って、まず1級に上がっておきたい。しかし、数値を見る限りでは、あと8勝ぐらいはしないと1級に上がらない感じ。8勝7敗でいくとしても、5日間かかる計算。
 その後、1級でどのぐらいの時間を使うのかはまだ分からない。
 もしかすると相当足踏みをする可能性もあるが、3か月ぐらいで初段に上がれるだろうか?
 ちなみに、初段の免状申請には、32400円必要とのこと。

 仮に将棋会館へ通って認められるとしても、この費用は同じ。
 将棋会館だと、たぶん一日で12局ぐらいは指せるから、1級で朝から夕方まで勝ち続ければ1日で資格取れるってことも場合によっては可能だと思う。(初段への昇段規定は7連勝または10勝2敗)
 大概、昇級が掛かるゲームには強い人を当てられる。実際には簡単には段位を得られないのが本当の話。
 将棋会館で1日指すのは 1300円。仮に10日間で昇段規定に達したとして、13000円掛かる計算だから、家で指していれば結構な節約にはなる。勿論、交通費も昼ごはん代も掛からない。(阪急で梅田まで行くと片道280円、往復560円。10日間だと、回数券使っても5000円ぐらいかな?)

 実質、18000円引きで初段認定が取れる、と思うところ。
 なんか、こんな計算していると、自動車教習所みたいな話。
 私は、車の免許は基本料金だけで取得したが、バイクの方は一体いくら使ったのか計算もしていない、20万円では利いてないはず。初段取れた後、二段を目指すかどうかは分からない。決定的に実力が向上しなければ簡単には二段に上がれそうもないが、そうした方法を自力で見つけ出せるかどうかはまだ分からない。



 さて、引用の記事
 まるで、チョコレートが効くというのが、根拠もない話かのように書かれているが、多くの人が実感として持っている効果があるだろう。まあ、それってニンニク食べると元気になるよね、みたいなのと同レベルかもしれないが、健康に良い食品、というのは身の回りにたくさんある。薬として使えるかどうかはまた別の話。
 病気が治るとか、ボケが防止できる、みたいな話ではないにしろ、「チョコレートの代わりに他の物を食べろ」という健康指導はさすがにやめてもらいたいものだとは思う。

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■「チョコレートが脳に効く」はこうして拡散した
(dot. - 05月12日 17:03)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=4569299

 高カカオのチョコレートで「脳の若返り」──。

 バレンタインデーを目前に控えた今年1月後半、ネットにこんな情報が流れた。

「脳にいいならチョコレートをもっと食べよう」

「毎日食べる!」

 歓迎コメントとともに、情報は瞬く間に広がった。

 情報源は内閣府「革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)」のチームと製菓大手の明治が1月18日に都内で開いた記者会見。「高カカオチョコレートの摂取が大脳皮質の量を増加させ、学習機能を高める(脳の若返り)可能性があることを確認」したという。ここでの発表が、SNSで広がったのだ。

 3日後の1月21日には、日本経済新聞朝刊に、明治と内閣府ImPACTのロゴ入りで「高カカオチョコレートで、脳は若返るか? 高カカオチョコレートの新しい発見」と題したカラーの全面広告が掲載された。この広告とプレスリリースをネットで見たという国立大学の講師(33)は、絶句した。

「パッと見ると、『高カカオチョコレートが脳に効く』と国が認めているように見えます。こういう広告はありなのか」

●科学的根拠なく発表

 内閣府ImPACTは安倍政権が「成長戦略」の一環として重点プログラムに位置づける研究開発事業だ。社会に変革を起こす研究を助成するとして、2014年から始まり、5年間で計550億円を投じる。

 発表では、中高年の男女30人にカカオを70%以上含むチョコレートを1日25グラムずつ、4週間食べてもらったところ、大脳皮質の量が増えたとされている。研究チームが独自開発した、磁気共鳴断層撮影(MRI)による脳画像から大脳皮質の量を数値化する手法で測定した。

 脳に詳しい米カリフォルニア工科大学の下條信輔教授(認知神経科学)は、このデータを発表すること自体、無理があると指摘する。

「論文にもなっていない仮説段階の結果です。『発表』は通常、考えられません」

 食品の健康効果を科学的に調べる場合に一般的なのは、「健康効果があるかもしれない食品」とは知らせずに「食べた人」と「食べない人」に分けて比較する方法だ。ところが、今回は「食べた人」しか調べていない。「高カカオチョコレートを食べたから大脳皮質の量が増えた」かどうかは、この方法ではわからないのだ。

 さらに、大脳皮質の量が増えると「学習機能を高める(脳の若返り)」かどうかもよくわかっていない。下條教授は言う。

「脳の大脳皮質の量が増えたと言いますが、これは『脳の若返り』の根拠にはなりません」

 研究チームに参加して、大脳皮質の量の数値化手法を開発したのは、医師で筑波大学准教授の根本清貴さん(精神医学)だ。当人も、こう認める。

「加齢で脳が小さくなることはこれまでの研究で知られていますが、大脳皮質の量が増えると学習機能が高まるかどうかは、まだわかっていません。ただ私たちは、注意機能がよくなると期待はしています」

 ではなぜ、「高カカオチョコレートを食べると脳が若返る」と受け取れる発表になったのか。記者発表と新聞広告が掲載されるまでの経緯を明治に確認したところ、明治広報部の回答は、明治と内閣府の研究チームを率いる山川義徳プログラム・マネージャー(PM)らで「協議した上で行った。オープンサイエンス中間報告会という位置付け」。

 山川PMにも話を聞いた。

「脳の量を数値化する手法を企業に使ってもらい、脳の健康に効果がある食品や生活習慣を明らかにするコンテストをやってきた。多くの企業に知ってもらい脳について研究してほしいのだが、コンテストの報告として発表してもなかなか知ってもらえない。今回は明治が脳の研究を開始する発表をするというので、一緒に発表することにしたんです」

●無意識に刷り込むPR

 プレスリリースは明治が出したものだが、

「明治が作成した文章は当初、『(高カカオチョコレートで)脳の若返り効果』が前面に出ていました。私が『見える化に道筋』と付け加えるなどしました」(山川PM)

 とはいえ、説明資料には発表者として「内閣府」の文字が目立つ。記者会見の冒頭には、内閣府の担当参事官が登壇してプロジェクトを紹介。プレスリリースや新聞広告の原稿も、内閣府の担当審議官が確認して事前にOKを出したというから、「企業のPRに内閣府がお墨付きを与えた」と見られても仕方がない。

 記者会見には大手マスコミの科学に詳しい専門記者も参加したが、彼らがほとんど記事にしなかったこの発表が、ネットメディアでは取り上げられた。

 前出の下條教授は言う。

「チョコレートにいい効果があってほしい、と多くの人は思っている。それに合う情報なら容易に信じるし、無意識に刷り込まれる。それを狙ったマーケティングが増えていて、科学もそこに取り込まれている。たとえ研究者に悪意がなくても、
『研究者がお墨付き』を与えたように見えることで害悪になる」

 研究者の側にも問題がある。科学技術政策に詳しい近畿大学の榎木英介講師(病理学、医師)はこう話す。

「大学や研究機関は予算を得るためにPRを強化しています。そのため、研究成果発表も誇張した表現になりがちなんです」

 結果、「脳に効く」「エビデンス」という言葉や専門家を無意識のうちに信じやすい消費者をターゲットにしたPRが、ちまたに氾濫している。(編集部・長倉克枝)

※AERA 2017年4月24日号
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