一昨日は鶴見で南、昨日は府中だから西だったので、今日は北へ向かうことにしました。
出発が遅くなった昨日の教訓を活かし、今日は10時半出発。って、あんま変わってへんやん。どうも連休で朝だらだらすごす癖がついてしまったようです。
例によって例のごとく大師橋を渡って都内へ潜入、産業道路を北上し、産業道路が第一京浜こと国道15号と合流すると、引き続きそちらを進みます。
とにかくわかりやすい、まったく迷う要素のないルートです。そして、この道もすでに何度か歩いていますが、なにかと新しい発見があって飽きません。
今回、見かけたこちらのお店なんかは、楽器のできる人たちが集まって生演奏でカラオケをやっちゃう居酒屋さんだそうです。楽器は持ちこみもあり、いくつかはお店で貸してもくれるそうです。
直近のイベントが、たしか安全地帯ナイト。もちろん、玉置浩二がやってくるわけではなくて、安全地帯縛りでひたすら演奏して歌って飲むのだと思います。
東京ならこんなお店も成り立つんだなと感心することしきりです。
産業道路とか、スクラップ工場なんかは初見でおっと思いますけど、別に稼働しているところが見れるわけでなし(休日なので)、二度目以降はまあガラクタが山積みになっているだけですから、そんなには盛り上がりません。
あと、ネットで話題になっているらしい、マリオカートの人たちも見かけました。
昨日はひっぱりすぎたので、今日はこちらベローチェ田町店で14時ごろにコーヒーブレイクを挟みました。
この道を歩いていて東京タワーが見えると、気分が盛り上がりますね。個人的には、スカイツリーより、東京タワーの方が高揚感があります。
豪華なカプセルホテル、『安心お宿』というホテルも見かけました。なんだかいじましさを感じます。
さらに歩き続けて新橋に至り、見かけたのがこのポンヌフ。たしかここ新橋では有名なお店で、しかも、ポンヌフとはフランス語で新しい橋の意味だったかと。新橋だからポンヌフ。『ポンヌフの恋人』という映画もたしかあったような。洒落てますな。
東京駅八重洲南口すぐのこのビルには明日も来ます。明日はさすがに電車でこようと思います。
さて、グランルーフはいいのですが、ここから先はどうも迷走してしまいました。いちおう、浅草を目指そうという腹案があり、時間的にも行けそうなのでその線を具体化しようと思うのですが、東京の地理が少しもわからないので、どうにもなりません。
なんとなく、鉄道沿いに秋葉原経由で行こうとしかけたのですが、そのルートで上野を目指そうとして苦労した記憶が甦ってしまい、漠然とさらに西へ向かってから、その後で北上しようという曖昧な方針へ歩きながら適当に落ち着きました。
当たり前ですが、そんなあやふやなことでちゃんとたどりつくことができるのでしょうか。
なんとなく東京証券取引所の前を歩きました。どうやら、今日はお休みのようです。
どうも清州通りというところをひたすら歩きますが、ここがどこを目指しているかはよくわかりません。途中、明治座の前を通りますが、この明治座もどういうところなのかはよくわかりません。でも、なんだか歌舞伎と関係がありそうです。
私が出歩けるのが連休中ですから当たり前ですけど、たまにこういう都心のオフィス街にやってきても、ほとんど人通りがなくて、大丈夫か日本、という気分には少しなります。
お店もだいたい閉まっています。ゆで太郎まで休んでいたのには驚きました。
昨日は府中で大きなお祭りがありましたが、この界隈では来週、神田明神のこれまた大きなお祭りがあるそうです。どれくらい大きいかというと、日本三大祭りの一つだそうです。そのポスターが3種類ほど貼られていて、まず通常バージョンはこちら。
残り二つがこちら。アニメ方面に媚びまくりでございます。それでいいのか、日本三大祭り。いいんじゃないですかね、別に。
こちらに来たのが来週でなくて本当によかったです。お祭りは昨日でこりごりです。
屋形船が並んでいる川を渡りました。
昨日、靴に小石が入りこんでいるのかと何度か脱いで調べてみたのに見つかりません。帰宅してから、右足の親指の付け根にタコができていることに気づきました。
ここまでそれほど気にはならなかったのですが、このあたりで次第に痛みが増してきて、右足を踏み出すのが億劫になってきます。
でも、都心は標識や地図の掲示が充実しているので、だいたいの見当でどうにか浅草方面へ収束していくことができました。
これは浅草付近で見かけたシャトルバス?かな。
なぜ浅草なのかといえば、都営浅草線は京急と直通なので、乗り換えなしで帰ってこれて便利というだけの理由です。
だから、本来の趣旨からいえば、このあたりの都営浅草線の駅、たとえば浅草橋あたりからもう帰ってもいいのですけど、一度、浅草をターゲットした以上、もう浅草に至らねば帰らじの気分になってしまっています。
自分で設定した目標に自分が引きずられる場合、その目標を設定した自分とそれを臨機応変に変更できない自分に対して、何重にも腹が立ってきます。
そういうことが多いので、あまり自分では決めたくないというか、誰かに決められる方が楽ではあります。決まったことに文句だけ言っていればいいので。
これはつまり、自由からの逃走ってやつですかね。違うか。
そして、見よ、浅草ROXの威容。
でも、ここにある浅草駅はつくばエキスプレスの駅なので、もっと浅草寺の方へ移動しなければなりません。
するってえと、新仲見世通りなんて商店街がありまして、その先にスカイツリーなんぞも見えてやがります。
ここはさすがの人出でした。そして、浅草だけに観光客が多い。外国語がやたら飛びかいます。たまに聞こえる日本語も不思議と関西弁ばかり。
そして、合羽橋が近いせいか、家事用器具の専門店があったりして、フライパンがとても安く、さらにフライパンの当日限り特価品なんてものもあります。いま冷静になって振り返ると、浅草の新仲見世でフライパンを買う人間の神経がよくわからないのですが、その時はけっこう心が動いていたのは事実。本当に安いんですよ。
実際に買ってしまう人もそれなりにいるのではないでしょうか。
駅を目指すと自然に雷門の前を通るので、ベタながらパシャリ。ここも外国人観光客に大人気でした。
都営浅草線の浅草駅は雷門からもけっこう離れていて、このみょうちきりんなオブジェの建物が見えるところまで来ることになってしまいました。
つくばエクスプレスが開通する前は、高速バスでこのビルの横の高速を通ったものです。だいたい渋滞に巻きこまれて、にっちもさっちもいかなくなってました。いい時代になったものだ。
この後すぐ、17時寸前に都営浅草線浅草駅へとたどりつきました。実感として、川崎から浅草は、府中までと較べてかなり近いといえそうです。
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