mixiユーザー(id:10884547)

2017年05月03日00:50

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わかるわかる(笑)

バスに乗ると、たいがい一番前の席に座ります。

お年寄りが来ても、
あの席は危ないので譲らなくてもいいから。

なーんて、そろそろこっちが、
譲ってもらうトシなんですけどね(笑)

そして、この席の楽しさは、前が見えることと、

バスに乗る乗客の様子が観察できることで・・・。


今日も、その指定席に座っていると、
1人のおばあさんが乗ってきました。

「あの、高校前って止まりますかね?」

「〇〇高校ですか?」

「え・・・ええ、たぶん」

「〇〇高校なら止まります」

「ああ・・・」

とさっさと乗り込むおばあさんに、

「すみません!
 す・み・ま・せーーん!!」

「は?」

「先払いです」

「あー」

おばあさんは、持っている布袋の中をごそごそ。

と、布袋から出てきたのは、
   財布ではなく、1枚の地図。

「ここに行くんですけどねぇ」

「行きます。行きますから、あの、料金を」

「あ、はいはい。
 あの、行くんですよね?」

「行・き・ま・す!
 料金、お願いします」

すでにバスの外には長蛇の列。

おばあさん、また布袋をごそごそして、
やっとシルバーパスを出しました。

あせりつつ、残りの乗客をさばいて、
やっと出発。


と、狭い道に入った途端、
目の前におじいさんが・・・。

このおじいさん、
後ろのバスにまったく気づかない様子で、

道端によけることもせず、
バスの前をゆっくりゆっくり歩行中。


若い人だったらクラクションをならすんでしょうが、
なんとなく気が引けたんでしょう。

じりっじりっと後ろをついて、
まさに我慢大会。


そして、やっと広い道に出て、

  さあっ、

と走り出したとたん、

今度は対向車線から、突然バイクが飛び出して、

  キキキキキーーーッ、


「危険回避のため急ブレーキをかけました。
 申し訳ございません」

と、お詫びのアナウンスがあったあと、

低ーい、うなるような声で、

「あ”ぁぁぁぁぁぁ」

と、マイクを通して、深いため息。



だよね〜(笑)

本当にお疲れ様でした。


短い時間だけど、運転手さんのご苦労、
よーくわかりましたよあせあせ(飛び散る汗)
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