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2017年05月01日16:13

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大人気「水中ウェディングフォト」の危険な撮影

台湾では、結婚する二人がロマンチックな写真を撮って一冊の本を制作するのが一般的です。
台湾に訪れる日本人にも、台湾の変身写真、アートフォトは大変人気がありますね。
中でも最近特に人気なのが、台湾南部、墾丁の美しい海の中でのウェディングフォトの撮影です。

確かに、美しいサンゴや色とりどりの魚たちと一緒に、白いドレスを波に漂わせた女性の写真、想像しただけでもロマンチックで胸が躍りますよね。
でも、そんなシーンを作り出すために、撮影する人もされる人も、信じられないほどの努力と危険に身を晒しているのです。

特に花嫁さんは、スキューバのプロではなく、素人であることがほとんどです。
しかし、撮影のためには酸素ボンベなしで水中に潜らなければなりません。
しかも足には、すぐに浮き上がらない様に、鉛が巻き付けられます。
すぐそばにはいつでも酸素が補給できるよう、アシスタントがチューブを持ってスタンバイしていますが、もし体の具合が万全でなかったり、水流が強かったりすれば、花嫁さんに危険な事態が起こる可能性は十分にあります。

その上、水中では会話ができません。
カメラマンはジェスチャーで指示をします。そのため、撮影するスタッフとのチームワークが重要です。

ベテランのカメラマンは「撮影するスポットを選ぶのも大切なポイントです。水深が深すぎても光が足りず撮影できません」と言います。
水中での撮影は通常1時間以上にも及ぶため、撮影する海域をよく理解することが必要です。

水中で魚たちと撮影するウェディングフォトはとても美しいですが、その撮影にはさまざまな危険があります。
もしトライしてみたい人がいたら、まず心の中の恐怖を克服し、撮影に向けて十分な準備と安全を確保しなければなりません。

(三立新聞より)

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