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2017年04月18日21:32

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楽器演奏はボケ防止に効果があるらしい

「セロ弾きのゴーシュ」ではないが、毎日が練習を続けていもなかなか上達しない。と、ぼやいていると、朝日新聞の土曜版の「続・元気のひけつ」というコラムに「楽器演奏」とあるのを見つける。「楽譜を読みながら指先を動かすといった頭と体を同時に使う作業が認知症の予防に有効」という内容だ。
そこに、楽器演奏の難易度という表があり、易しいとこから順に、「オカリナ・ウクレレ・ギター・サクソフォン・フルート・バイオリン」となっていた。やはりバイオリンは難易度が高いようだ。
バイオリンとチェロでどっちが難しいかは比較しにくいが、同じバイオリン属のチェロもやはり難しい楽器に入るのは確かだ。小さいバイオリンはポジションが細かく、細かい指の動きを必要するのが難しそうだ。
一方チェロはバイオリンほど速い動きは少ないが、左手で抑える指板の位置が目で確認できないところが初心者には難しい(楽器が大きい分、指がしっかりと開かないチェロ初心者は正しい音程が取りにくい)。やはりどちらとも難しい楽器といってよさそうだ。バイオリンやチェロは、頭と足でリズムを取り、右手で弓で弦を擦って音を出し、左手で音程を決め、目で楽譜を見てメロディーを繰り出す。これらの作業をアタマと体をフルに使って同時に行うのだからボケ防止に格段の効果がありそうだ。あってほしいものだ。


余談になってしまうが、その記事の中で、「経験も楽器もないところから楽器を始めるには」と、音楽教室のことが書かれていた。やったことのない楽器を始めるには先達から習うのが一番なのは確かだ。独習という手もあるが、よほどの才能がある人でない限り、手っ取り早いのは音楽教室の門をたたくことだろう。

音楽教室のレッスンにはマンツーマン形式とグループ形式がある。新聞の記事にはグループレッスンは「仲間が作れる。プレッシャーが少ない。互いの演奏を見ながら上達できる」と書いてあるが、聞くところによると「同じレベルで始めても、上達するレベルに差があり、上手くなった人には簡単すぎてつまらなく、下手なままの人はお荷物になってやはりつまらない」という状態になり、教える側も教えるさじ加減が大変らしい。

上級レベルならグループレッスンは同好の仲間が増えて楽しそうだけど、先ず技術を身につけなくてはいけない初心者には向かないと思う。グループレッスンで先生から指導を受ける時間は人数割りにすると短いし内容も浅いものになる。指導の濃さと授業料を考えるとグループレッスンが個人レッスンよりも安いとも言えなくなりそうだ。私自身最初グループレッスンを見学して、こんなレッスンではいつまでたっても上達は見込めないと、レッスン料は少し高かったけど個人レッスンにした。やはり正解だったと思う。

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