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2017年03月28日18:47

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汚染土再利用 公園表現避ける

汚染土再利用 公園表現避ける
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4498494

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東京電力福島第1原発事故に伴う除染で出た汚染土を公園の造成に再利用することを検討していた環境省は27日、「公園」の表現を避け「緑地」の造成に使う案を公開の会合で示した。環境省は取材に対し「緑地に公園も含まれる」と説明したが、公園という表現を避けた理由については明らかにしなかった。

 27日に開いた同省の「中間貯蔵除去土壌等の減容・再生利用技術開発戦略検討会」で関連資料を配布した。資料によると、「多量の再生資材を活用した」土地造成として、土を取った跡などのくぼ地に汚染土を埋める案を提示。造成地の利用形態を「農地、住宅地、工業用地、空港用地、緑地、等」と列記した上で「管理主体が明確になっている公共工事等で、人為的な形質変更が想定されない」として、緑地での利用を想定するとした。

 汚染土の再利用を巡って環境省は昨年6月、防潮堤や道路の盛り土などに使う方針を決めたが、その後、くぼ地に汚染土を埋めて土地を造成することを新たに発案。先月24日の非公開会合「放射線影響安全性評価検討ワーキンググループ」では造成地の利用方法を「緑地公園」や「森林」と表現していた。

 環境省の神谷洋一参事官は「ワーキンググループの時と考え方は同じ。表現だけの問題」としたが、「公園」や「森林」の表現を削除した理由については明確に答えなかった。【日野行介】
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安全かどうかを決めるのにはいくつかのフェーズがあって、そのすべてで守るべきことを守れば、当面安全といえるはずだ。

まず第一に、物理学的に安全であるかどうかは、どの程度の汚染であって、それはどの程度で、無害化するかという年数の問題に置き換えられる。

汚染度という限り、今も安全、または、なんら注意しることなく使用していいわけではないのは明らかである。よって、特定用途に使用することは決定的である。それが造成地の埋め立てに使うというものだ。

例えば、主に含まれる物質がセシウム137であろうから、半減期を30年とすれば、だいたい60年程度で、まぁ無害化といえるだろう。

とすると、60年は漏れでない限りは、まぁ許容できるといえる。では漏れ出る懸念はどこにあるかといえば、まずは地下水などによって流れ出ることである。雨、地下水などによる自然の流れである。

基本的には粘土質に吸着され、移動しづらいとは言われているが、すべての汚染度が粘土質に吸着されていないであろうから、例えば枯れ葉などについているものは、当然ながら、腐敗が進めば、動き出す可能性がある。

次に天災などによるものである。いくら埋め立てても、土砂滑りなどで表層に出てくればどうしようもないし、地盤沈下や液状化などによる流出も考えられる。その中には地震による地割れだった考慮しなければならない。

次に記録が紛失することによる、土壌改良や造成などで掘り返されることである。ここで60年という長さが問題になるわけである。それをどう担保するのかという実務的な問題が起きる。

いずれにしろ、漏れ出ないことを前提とした使用目途であり、それが失われた場合の責任の所在が明確になっていないならば、不安が解消されるはずもない。特に、この国の国家は、責任を取らない事については、証明済みである。数々の公害、薬害などで官僚が一人でも死刑に処されたか?

全くないのである。ということは、問題が起きた時に、だれかがスケープゴートにされるのは明白であるが、それは責任問題などと言えないという意味である。つまり、今、我々がやろうとしていることが、最悪は将来の日本にとって、行政への不信をさらに増長するだけであろうという事も考慮しなければならない。

官僚はただ目の前の実務が無事に滞りなく遂行されることだけを目指す。その先がどうなるかは、実は官僚にとって良心であったり、常識でやることであって、そういうのを失っても官僚制度はなんら動くのに困りはしないのである。仏像作って魂を入れずというが、魂が入っているかどうかなどわかる奴などいない、という事の方がずっと重要なのである。

その時に、国家がどういう状況になっているかは分からないが、不信が講じれば、革命さえ起きうるということはよくよく懸念しておくべきだろう。

無能だとか、無知などという言葉では言い表せない政府がある。恐ろしく私党的である。どこかの豪族かよ、という感じさえする。つまり、彼らの中に日本という理想像があるとは感じられない。彼らの理想は僕の理想ではない。

つまり、この国家は次第に分裂するだろうという話だ。それをいままで天皇という支点で支えてきた。あの戦争さえ乗り切れたのは天皇の存在があったからだが、はて、この先もそれが通ずるかな。あの当時さえ、天皇を廃絶して都合のよい王を立てようという動きはあったのである。室町時代にもそういう状況はあったのであるが、この先も通用するか。極めて疑問である。

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