mixiユーザー(id:6393203)

2017年03月25日20:45

225 view

「福島に帰れ」担任は無視 原発避難いじめ、生徒の体験

■「福島に帰れ」担任は無視 原発避難いじめ、生徒の体験
(朝日新聞デジタル - 03月25日 19:44)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4495327

>>>>>
東京電力福島第一原発事故で福島県から千葉市に家族で避難し、転校先の小学校でいじめを受けたと訴えている高校2年の女子生徒(17)が25日、朝日新聞などの取材に応じた。小学6年だった2011年、半年以上にわたり複数の同級生や保護者から「福島に帰れ」などと言われ、翌年、別の小学校に転校したことなどを語った。

 生徒と父親(49)、母親(42)によると、家族は11年3月、国が避難指示を出した福島県双葉郡内の町から千葉市に避難した。転校後、同級生に「被曝(ひばく)者だろ」「放射能がうつる」などと言われたほか、同年秋の学校行事の際は、同級生の保護者から「なんでここに来たんだ」などと言われたという。

 父親によると、同じ学校に転校した当時小学3年の長男の授業参観でも、長男が発言すると、教室の後方にいた保護者の一人が「福島に帰れ」などと発言。担任の教師は特に対応せず、授業を続けたという。
>>>>>

一部の差別主義者はほっておいても、差別の根深さは悪意がない所にある。言った当人が差別という意識がないのだから、平行線が交わるわけがない。もし、交わったらユークリッド平面ではないはずだ。

あのアメリカにおいてさえ、民族、人種差別は決して消えない。なぜなら差別とは差異であって、差異があれば必ず差別は起きる。問題はそれが社会的な妥当性を持つかである。

もちろん、我々人類は牛や犬と思いっきり差別しているはずである。問題は、そういう意識がないことである。当然だが、白人の中には、根強い肌のカラーに対する差別意識(彼らの場合は優越感)がある。

これは意識の問題ではないからむつかしいのだ。AさんとBさんは顔が違う。そう認識することが差別だと言われたら人間の存続はできない。だが、この延長線上に差別がある。

よって、差別の問題は無知でによる社会的な損失である。もし損失でない差別は別に社会は許すわけである。レディスディなんざ、別に差別だが構わない。よって狭義の意味ではこういうパターンを差別とは呼ばない。

で「福島いじめ」であるが、そういう事を言う人が無知であるのはいいとして、問題は、無知は子供にもうつるという点で、病気と同じなのだ。憎しみだけが連鎖するのでない。無知も連鎖する。

ゆえに社会はそういう事には強靭なカウンターであるべきで、このニュースだって、誰一人名前を出していないのがもう、朝日新聞にやる気なしが明らかである。

差別発言した大人の名前は公開すべきだし、もしかしたら、それは企業がそういうスタンスかも知れない。そこまで追跡調査すべきだろう。その発言を場を穏当に流すために、触れなかった教師の名前も公開すべきか。その学校の名前もである。

こういう個人をターゲットに運動を推し進めるというのは、もちろん、いじめなどに対する強いカウンターなのだが、当然であるが、これは対処療法であって、話題にすることを禁止するのと同様の効果をもたらすだろう。

多く部落差別がそういう状況にあった。それで今や完全に開放されたのかどうかは分からない。もちろん、地域差が強いと思われる。

そういう意識がある人がもしアメリカに永住していて、アメリカの都市のどっかや、パーティの席で偶然日本人と出会う。会話がはずむ。そこで、その人が部落出身だと知った時、その人はやはり差別感に襲われるのだろうか。

そういう人間がいても不思議ではない。アメリカの地にさえも、そういう意識を持っていくのか、みたいな話は別に不思議はないと思うのである。

この地球は広いかも知れないが、人間の世界観はそこまで広がりをもっていないのではなかろうか。

いずれにしろ、朝日新聞のこういうガス抜きのような記事を読むたびに反吐が出る。啓蒙でもなんでもない。

くずの読売、反吐の朝日、毎日の落書き。

うん。これ、いい兵庫だ。

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2017年03月>
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031