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2017年03月10日15:18

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100人が無許可で消火中の倉庫に アスクル子会社社員

■100人が無許可で消火中の倉庫に アスクル子会社社員
(朝日新聞デジタル - 03月09日 23:09)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4470266

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アスクルは9日の記者会見で、火災が続いていた2月16日夕と17日午前に、倉庫運営の子会社「アスクルロジスト」社員約100人が倉庫内に立ち入ったと明らかにした。消防の許可を得ずに現場の責任者が判断し、倉庫2階にあったロッカーにカギなどの私物を取りに行ったという。岩田社長は「安全が第一な段階で、そういう場所に入るのは不適切」と話した。

 また、アスクルは周辺住民300世帯に見舞金として1世帯一律1万円を支払った。今後、健康被害や経済的被害については個別に検討して補償するという。岩田社長は「近隣のみなさまには多大なご迷惑とご心配をかけ、深くおわび申し上げます」と陳謝した。(平良孝陽)
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「安全が第一な段階で、そういう場所に入るのは不適切」

え、違うんじゃないのかな。消防が禁止している状態なら、出火原因などを調査しているという状況。ぱっと見で自然発火が原因だとしても、放火の可能性も捨てきれない。

そういう段階で、関係者としてはかなり強い容疑者に含まれる社員を入れると言う事は証拠隠滅の可能性が捨てきれないと言う事。

つまり、安全性などという問題ではないと言う事。犯罪、証拠隠滅に対しる意識の低さ、逆に言えば、犯人隠避さえ疑われるという話になる。

当然、もしそういう意図で行ったとして、責任者もそれにかかわっているならば、犯罪者集団という烙印だって押されるわけである。

という危険性を避けるためにも、李下に冠を正さずなわけである。私物を取りたければ、消防の立ち合いのもとやればよかったわけである。

安全などそんなに重要ではない、という点でこのコメントには同意できないし、平和ボケという感じである。

100人もの従業員を信じているから、悪いことはしない、だから入れても問題はない、という前提条件で動いたわけである。実際、その通りであろう。

勿論、放火犯をこっそり監視するために、あえて無許可のていで入れてもらったというドラマみたいな脚本も捨てがたい話ではある。

所で、この平和ボケこそが日本の強みでもある。どこの馬の骨とも知れないとはいえ、履歴書一枚で就労してもらって、しばらく一緒に働ければお互いに信用できるという関係性が、どれほど仕事の中で、不要な摩擦を取り除き、団結するためのハードルを下げているか。

ある意味では、感情に訴えれば、働いてくれる部分があるわけである。このあたり、ドライな米国とは違うのである。同じくらいに働かせようとしたら、契約から始まって、金銭問題を解決して、と面倒臭いこと、この上ないのである。

それは契約書の内容にも粒度が違うわけである。なぜそんな違いがあるかと言えば、前提条件が違いすぎるという話だ。日本は、おおよそ、同じ文化圏で、似たような価値観の中にいる。月は黄色、これ一択である。

しかし多様な文化になってくれば、月は白だ、黄色だ、茶色だ、いいや、うちでは赤だ、青だと、こうなってくる。月の色さえ一致しないのに、どれだけの違いがあるかなど、分かり切った話ではないか。

お互いに似たようなものだということを前提にできる社会と、お互いに全く違うということを前提とした社会とでは、働き方も変わってくるという話だ。

これは宇宙人がきても、アメリカはあっという間に一緒に暮らせるだろうが、日本は無理かもしれないね、という話でもある。

ということを時間軸でみれば、たとえば、室町時代の面白さは、まだ日本が、お互いに未知のものである、という前提だったのかもしれない、と思ったりする。

つまり、今はモーニング連載のバンデッドが面白いという話だ。

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