豪州日記　その２

翌日21日。
シドニーから飛行機に２時間乗ってケアンズへ。ここで更に時差が発生しシドニー基準で−１時間で日本寄りになります。
空港に降りるとジトッとしてた！！気だるさを感じる日本の夏だっ！
シドニーの爽やかな夏を恋しく感じつつタクシーでホテルへ。壁と洗面台にアリの列があったけど気にしない(*'▽')
夕刻。貴重品だけ持って歩いてナイトマーケットへ繰り出す！
その道中、街路樹というか公園や通りの脇に生えてる木に黒いものが沢山ぶら下がっている・・・。
此処では木にゴミ袋を吊るす文化があるのか？それとも鳥の巣にでもしてもらう為にかけてる？？いや・・・よく見るとあれは・・・、

「あれコウモリじゃね？」



そう、カラス並のデカさのオオコウモリ。どうしても真下を通らなくてはならなくて通過した時、フンの臭いというか我らから言わせれば「カモ小屋の臭い」がしたのでおそらく決まった木に帰ってきてるのかな？？
身体はフワフワそうで全体が黒くて首の辺りだけ茶色の毛。よく見たかったのですが従姉妹達が気味悪がってたので長く観察は出来ませんでした。落とし物されても嫌ですしねｗ

ナイトマーケットは名前の通り、夜から回転する土産物市場的な。伝統工芸品から服、オパールに毛皮品に食べ物薬品なんでもござれって感じの場所。
シドニー価格よりお得って事で従姉妹と姉弟で分かれて物色。
途中、スムージー飲んだりフードコートで御夕飯。紙皿１枚あげるから好きなだけ盛ってけよ！て感じのバイキング形式で、お腹と相談しつつ頑張って盛ったつもりでしたが地元民の半分も盛れませんでしたね・・・どうやればあの安定した山が作れるのか・・・(´・ω・`)
スムージーは大体６００円〜ですが、新鮮な果物使ってくれてますし甘いし量があるし、一度は飲むことをお勧めしますｂｂ
また来る機会がある、という事で下見程度で済ませ、スーパーに水を買い出しに行ってその日は終了です。
５００ｍｌ１６本入りがお得だ！と夜中の道をペットボトルの束を担いで歩くアジア人・・・あんましいないだろうなｗ途中で土砂降りに遭いましたがほぼホテル到着してましたし、それもまた一興！
あ、一応水道水飲めるっぽいんですけど・・・なんだかねー・・・やっぱいろいろ怖いじゃない！飲料としてお世話になる事もあったけど、煮沸してからが前提で！！


３日目２２日は予約していたオフィシャルツアーに参加！バスでホテル前まで迎えに来て下さいました。ガイドも他の参加者も日本人！皆さん気さくな方が多くて居心地よかったです。
ガイドさんは、バスの運転と観光地への最低限の案内以外は基本手をかけないのが売りというツアーで、こちらとしても自分たちのペースであれこれ見回れてよかったです(*'▽')
あ、不愛想とかでなく話しかけたら何でも答えてくれるんですよ？ただ、同じ出発点でも熱帯林を車で走るツアーとか、動物目的のツアーとか、目的が違う人達ばかりで個々に多く手間をかけられなかったみたいｗ



まず列車に乗って風景を楽しみつつ、２時間かけてキュランダに向かいます。古い列車なのかと思ったら木造の小奇麗な列車で、ハリーポッターの世界観を彷彿させるような造り。丁度別の日本人観光客ツアーと乗り合わせて、そちらのガイドさんの観光案内を盗み聞きしながら日本にない大自然を満喫しました！
まず一面のサトウキビ畑。見渡しても追い切れん！！わざわざサトウキビ運ぶための鉄道があるんですってよ！
そして熱帯雨林の景色に急に現れる岩肌！流れる滝！バロンフォール！
撮影スポットになるとわざわざ電車が減速してくれるんですが、ホントにここぞ！！というシーンって一瞬なんですよねぇ(´・ω・`)
滝は、一番よく見える駅で１０分休憩してくれるんでいっぱい撮れたんですけどね。

「ピントが・・・ピンあ・・・あぁぁ・・・(;´Д｀)」

・・・あるある。

着きましてキュランダ村。こんな山奥深い場所なんだから先住民族が居てアナコンダでも飼いならしてるんじゃ・・・と思っていたのですが道路はアスファルトで固められててカラフルな家があって車も沢山あり、露店が立ち並ぶ・・・近代的か！！



しかも奥の方には和菓子屋とか日本人経営のカフェとかもありましたしね。そこで初めて水出しコーヒーってやつを飲みました。お湯で煮出すのではない・・・深い苦みというかコクのようなものを感じました。いや、ガイドさんにオススメされただけあって美味しいコーヒーだった！



水出しコーヒー抽出の様子。

あとホットドックもオススメされましてね、お店の鉄板で目の前で焼かれてるのを挟んでくれます。ウインナーデカい！！マンガ肉ならぬマンガウインナーよ！



しかもワニ肉やエミュー肉のウインナーもあります。弟と従姉が食べましたが、美味しかったようです。
あとアイスクリームですね！ラムレーズンのラムがむっちゃ効いてる・・・という話で弟がチャレンジ。おすそ分け頂きましたが話題になるだけありますｗお酒に弱い人は注意です(*'▽')


私はパッションフルーツのアイス。種がむっちゃポリポリするｗｗｗ

腹ごしらえした後は露店を回り、従姉妹達が小さなカモノハシの置物やらお土産を購入。
乗り場で待ち合わせていたガイドさんからチケットを受け取り、スカイレールに乗ってケアンズ市内へ降下。熱帯雨林の真上を進んでいきます。
南国らしい変な形の木とか実とかの植物しかない！しかも個々が光を得ようとして背の高いものばかり。道らしい道など見えるはずもなく「どうやって鉄塔を建てたんだ？！」と思ったら、空から降ろしたそう。うん。
鉄塔を建てる為に開拓しようと案を立てたところ地元民大反対。しかしオーストラリアに安定して機材を運べる空港手段はない。
そこで！なんとロシア軍から航空機等を借りて機材を下ろし、鉄塔を建てたのでした。ちゃんちゃん。そのレンタル料、１日約５００万。円なのかドルなのかわかんないけども。ガイドさん談。



ちなみにキュランダ村で青い蝶を３回見かけると幸せになるそうです。お土産屋でもそれをモチーフに沢山グッズが売られています。私は従姉妹達が土産物色中に町中の道路でと、帰りのスカイレールの中でヒラヒラ飛んでるのを見かけました。もっと前に３人は見かけたらしいのですが私は見れず・・・。でも晴天に恵まれた良い日で充分幸せでしたとも！


次回、午後の話に続く。