子供の時ダメだったのに、大人になったら面白かったのが、「銀河旋風ブライガー」「銀河烈風バクシンガー」「銀河疾風サスライガー」の、いわゆる「J9シリーズ」だな。
このシリーズ、妙に治安が悪い太陽系で、曽我部和行さん演じるリーダーの元に集まった塩沢兼人、森功至、麻上洋子のはぐれ者部隊が、「毒を持って毒を制す」みたいな感じで、荒くれ者どもを始末して行くというパターンだけど。
声優さんも同じって、珍しいよね。
メカニックというか、調達係の胡散臭いオヤジを、八奈見乗児さんが演じるとか、マスコットの少年少女ペアが出てくるとかも一緒。
今、見ると、ロボットの購入代金とか、部隊の活動資金とか、妙にお金にこまかいのが面白い。
またさ、時代劇みたいな太陽系とか、西部劇みたいな太陽系とか、舞台設定に異様に凝る割には、肝心のキャラクターの性格設定が、意外とザルなんだよね。
これキャラクターの性格ないよ。
だから声優さんが豪華なのかあ、と思う。
もう「塩沢兼人が演じるんだから、どんなキャラクターだか、わかるだろ?」とか、そんな感じ。
J9シリーズはまだいいけど、同じ山本優さんがシリーズ構成したアクロバンチとかキツいんだよなあ。
女の子が2人いるのに、どっちがお転婆で、どっちがおしとやか、みたいな書き分けが無いんだもん。
話をJ9シリーズに戻すと、最近は、ブライガーの1話→バクシンガーの1話→サスライガーの1話、みたいに見るのがマイブームです。
しかし「銀河烈風バクシンガー」は、これ当時、女の子にキャアキャア言われたのわかるよなあ。
キャラも衣装も音楽も、華やかと言うか煌びやかだもんな。
個人的には翌年のサスライガーの方が、衣装とか落ち着いてて好きなんだけど。
しかし「強く抱いて欲しい、ホールドミータイト、俺たち銀河烈風」って、謎の歌詞だな(笑)
ログインしてコメントを確認・投稿する