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2017年02月13日20:21

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演奏会2題

ヴェルサイユの大厩舎※ −軍楽から芸術へ
<バロック期のトランペットの職務や儀式における役割>
日時 2月6日
会場 淀橋協会小原記念チャペル
演奏 ナチュラル・トランペット:J.F.マドゥフ、霧生貴之、斎藤秀範  バストランペット:宮下宣子    バロック・オーボエ:三宮正満、森綾香、杉本明美、篠原由桂、小野智子、小花恭佳、 バロック・ファゴット:堂阪清高、村上由紀子、永谷陽子 パーカッション:村本寛太郎 ナビゲーター:今井奈緒子(オルガニスト)
曲目 リュリ、フィリドール兄弟の作品
注にもあるように「ヴェルサイユの大厩舎」とは他国に類を見ない大規模な馬術学校のような組織らしい。そこで演奏された当時の大作曲家リュリやフィリドールの作品を時代楽器を使って演奏する珍しい催し。トランペット3、オーボエ6、ファゴット3と、これでも国内で聴く編成としてはとても大きいがオリジナルの大厩舎の編成は更に大掛かりなものであったらしい。オリジナルほどの規模ではないとはいえ、室内で聴くには十分すぎるほどの編成だ。
音楽会的演奏というよりは、当時「大厩舎」で行われていた諸行事における楽団の活動を再現したようなとても面白い企画。聴いていると、馬場に目の前で鞍上に棋士を乗せた馬が嘶き、傍らで楽隊が音楽を演奏している光景が目に浮かぶようであった。

※ヴェルサイユの大厩舎
大厩舎には、馬房と馬場の他に、少なくとも1550年まで先祖をたどれるような旧家の貴族の子弟が学ぶ王の従者養成学校があり、彼らが仕える王や王子の愛馬も用意されていた。また、騎士、馬丁、御者はもとより、楽師も滞在していた。大小の厩舎を合わせて1500人近くが働いていた。<ウィクペディアより>
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%8E%A9%E8%88%8E



洋館サロンで味わう バッハ&モーツァルトのオルガン <アンサンブル山手バロッコ第69回演奏会> 
“洋館で親しむバロック音楽”シリーズ 第68回
日時 2月4日
会場 ベーリック・ホール
演奏 ポジティフ・オルガン:吉田恵、 バロック・ヴァイオリン:小野萬里、 バロック・オーボエ:大山有里子
アンサンブル山手バロッコ  フラウト・トラベルソ:曾禰寛純  バロック・ヴァイオリン:角田幹夫、 原田純子、 山口隆之  バロック・ヴィオラ:小川有紗 バロック・チェロ:中尾晶子、 コントラバス:飯塚正己
朝岡聡(お話)
曲目 J.S.バッハ:組曲 ト短調より序曲、 カンタータ第49番よりシンフォニア、 ヴァイオリンとオルガンのためのソナタ ト長調 BMW1019a
W.A.モーツァルト:協会ソナタ ハ長調KV328・変ホ長調KV67・ハ長調KV336、 自動オルガンのためのアンダンテ ヘ長調 ほか
お馴染みのアンサンブル山手バロッコによる西洋館シリーズ。ゲストとして何度か演奏している吉田恵さん、小野萬里さんが加わたえんそうによるバッハとモーツァルトを楽しむ。

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