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2017年02月09日10:29

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旅の思い出 「鐘が鳴ります寒山寺」 (蘇州)

 
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亡くなった父の台湾勤務時代は大の宴会好きで、事あるごとに我が家で宴会を催し、そこに引っ
張り出されるのが母でした。母は歌が上手で皆さんの前で堂々と歌っていたのが「蘇州夜曲」で
す。戦後、母は「一度、蘇州に行ってみたい」と言っていましたが、それは叶いませんでした・・・。

   君がみ胸に 抱かれて聞くは
   夢の船唄 鳥の唄
   水の蘇州の 花散る春を
   惜しむか柳が すすり泣く

   花をうかべて 流れる水の
   明日(あす)の行方(ゆくえ)は 知らねども
   こよい映(うつ)した ふたりの姿
   消えてくれるな いつまでも

   髪に飾ろか 接吻(くちづけ)しよか
   君が手折(たお)りし 桃の花
   涙ぐむよな おぼろの月に
   鐘が鳴ります 寒山寺

西条八十・作詞、服部良一・作曲、歌うは李香蘭の素敵な歌です。
その蘇州は水郷の町で、街中を運河が網の目のように走っていて、とても風情がありますが、
古来から「上有天堂、下有蘇杭」(天には極楽があり、地には蘇州と杭州がある。)と称せられ
た美しい街です。
「蘇州や曲」に出てくる寒山寺は街の郊外にある臨済宗の仏教寺院で、唐代の詩人・張継が詠
んだ漢詩「楓橋夜泊」の石碑があることでも知られます。

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