今日はプーランク忌です。
先だってプレートル忌とプーランク生誕祭が続いて、プーランクをずいぶん聴いておりましたが、改めて聴きましょう。
プーランクが自ら初演を想定して書き上げながら、急逝のため実現しなかったオーボエ・ソナタ(初演はピエール・ピエルロとジャック・フェヴリエ)とクラリネット・ソナタ(初演はベニー・グッドマンとレナード・バーンスタイン!)。今宵は現代フランスを代表するフランソワ・ルルー、ポール・メイエ、エリック・ル・サージュで。オーボエ・ソナタはプロコフィエフ、クラリネット・ソナタはオネゲルという、亡き友に捧げられた曲ですが、奇しくも初演がプーランク自身の追悼になってしまいました。
オーボエ・ソナタの初演をプーランクに代わって弾いたフェヴリエとプーランクが組んだ(初演もこの二人)「2台のピアノのための協奏曲」。プレートル指揮のパリ音楽院管弦楽団との競演です。
…合掌。
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