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2017年01月26日21:55

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小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》 第25回

日時 1月9日
会場 近江楽堂 
〔ゲスト作曲家〕J.M.クラウス[1756-1792]
出演 小倉貴久子(クラヴィーア)・原田陽(ヴァイオリン)・山本徹(チェロ)
曲目 J.M.クラウス:クラヴィーア・トリオ ニ長調 VB171、 ソナタ 変ホ長調 VB195
モーツァルト:小品 ハ長調 K.15n、 ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 K.380
アダージョ ロ短調 K.540、 クラヴィーア・トリオ ト長調 K.564

モーツァルトが活躍したのが約250年前。200年後、300年後もし人類が滅亡しないでいたとして、1950年から2019年までの発表された無数の楽曲のうち何が残っているであろうか?いわゆるクラシックと言われるジャンルの音楽の一つでも残っているであろうか?
夜空にシリウスという巨星がある。私たちはシリウスは良く知っているが、その周りには名もない無数の星たちが存在している。槍ヶ岳は有名だが隣の南岳は3千m峰の割に地味な存在だ。

音楽の世界でも、ハイドンとベートーヴェンの間にはモーツァルトしかいないように思ってしまう。モーツァルトがあまりにも天才のためその他の作曲家がシリウスの周りの星のようにほとんど知られない存在となっている。

小倉さんのこのシリーズを第10回から聴いているが、その間有名無名の作曲家の曲を聴くことができた。無名の作曲家の曲といっても出来の良い曲はモーツァルトの曲と言われると疑われなさそうな曲もあった。でも、今回で言えアダージョ ロ短調 K.540を聴くと超天才と普通の天才(って?)との違いを感じてしまうの確かではある。

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