元阪急のエースで阪神2軍ピッチングコーチ時代に藤川球児を指導。
鳴かず飛ばずだった球児が火の玉ストレートを投げるきっかけになったとか。
現役時代は日本一速いピッチャーとして有名だった。
自称現役時代は180km/hを投げていたという金田正一が日本歴代最速は山口高志だと断言したとか。
マガジン連載の山口高志物語がソースなので本人に確認したら否定されるかもしれないが160km/hは出ていたという証言もある。
大谷の165km/hもバットに当てられてしまうしクルーンの161km/hもバットに当てられていた。
メジャーで地球一のピッチャーと絶賛された上原は141km/hくらいのストレートでバンバンスイングアウトをとっている。
プロに言わせると球速だけではなく球の出どころの見えにくさとか切れとか色々な要素があるらしい。
小学生のころ今は無き松山市民球場で阪急と広島か日ハム!?のオープン戦があり親父に連れて行ってもらったことがある。
1塁側スタンドで山口高志の投球を生で見たことがある。
物凄い速さだった。
マウンドから投げる度に1塁側スタンドにいてものけ反るくらいの恐怖を覚える爆発的なストレートだった。
人殺しみたいな球を投げていた。
ピッチャーよりも打席に立っているバッターが凄いと思った。
よくも平気であそこに立っていられるなあと。
冗談抜きでもし頭に当たったら即死どころか頭部が破裂して飛び散ってもおかしくない。
ストレートの軌道に残像が出来てボールが20個くらいに分裂していた。
それでも親父曰く肩を壊して全盛期を過ぎ昔はもっと速かったと。
実際その後に登板したピッチャー、自軍も相手側も山口の球を見た後ではチェンジアップに見えた。
それでも速いのだが子供心に自分が努力して成長したら、頑張ったらもしかしたら自分も投げられるかもと思うくらいの常識的な速さだった。
youtubeでピッチングが見られるが残念ながら投げた後空振りしている画ばかりで横とか後ろから撮影したものが見つけられなかった。
何故そんな事を思い出したのか意味不明だが身長が172cmしかなかったらしい。
40年近く前の話だがその後色々なピッチャーを見たが山口高志のようなストレートは未だ見たことがない。
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