横綱審議委員会が満場一致で稀勢の里の横綱昇進を推薦し、25日の番付編成会議で正式に決定します。
19年ぶりの日本人横綱誕生にわいています。
史上最強の大関と言われ続けた稀勢の里ですが、昨年あたりから一皮むけたというか、悟りを開いたようにさえ感じます。土俵に向かう淡白さが消えました。
白鵬という大きな壁がいつも立ちふさがり、ここというところで優勝を逃し続けてきましたが、ようやく賜杯を手にしました。
大関以上で優勝がなかったのは稀勢の里だけですので、優勝インタビューの涙に本人の喜びを感じました。
でも冷静に見てみると、横綱昇進の条件をクリアしているとはいえません。
連続優勝かそれに準ずる成績。
後講釈で昨年の年間最多勝を昇進材料に上げていますが、少し首を傾げます。稀勢の里がモンゴル人ならまず昇進はなかったでしょう。
大阪場所で優勝しなくても13勝以上をあれば昇進ということにすると、誰からも文句は出ないんでしょうが、もう待てないんでしょうね。
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