今日は結局、帰宅してから88年の大河ドラマの「武田信玄」を観ていた。中井貴一主演の奴。
去年から武田信玄と上杉謙信の「川中島の戦い」について調べてて、海音寺潮五郎の「天と地と」とか読んでたけど、こっちは上杉謙信の視点なんだよね。
「天と地と」の上杉謙信は、武田信玄を「全く卑怯な奴だ!人間の風上にも置けん!」とボロクソなんだけど、「武田信玄」観てると信玄は実直で真面目な男に描かれてるから不思議だ(笑)
ちなみに「武田信玄」では上杉謙信は柴田恭平が演じていて、演技、演出ともに、ちょっと神経質でサイコな男を意識している様だ。
これは史実の謙信が、信心深く、生涯、妻を娶らなかったなどミステリアスな部分がある故だろう。
ちなみに「天と地と」でも、謙信はちょっと躁鬱の気がある様に描かれており、鬱の不安から信心にのめり込んだ、という設定になっている。
しかし、いろいろ読んだり見たりすればするほど、この2人はいいライバル関係というか、いろんな作家の創作意欲を掻き立てるよなあ。
ログインしてコメントを確認・投稿する