うわあああん!
アニマックスの「湘南爆走族」のOVA全12巻、連続放送が今日で終わっちゃったよう!
いやアニメは18年前に終わってて、原作はもっと前に終わってるが。
しかし出来のいいシリーズだったな。
ヤンキーアニメだけど、女の子の可愛さとか、バイクアクションとか、マニアが繰り返し見られるクオリティ。
LDで買うタイプのアニメというか
あと、原作の取捨選択、組み合わせ、カットやオリジナル要素の挿入が異様に上手い!
えっ、あの話とこの話を、組み合わせますか!みたいな。
桜井くんのバイクが壊れる話と、「朝顔の君」の話をくっつけて、一晩の出来事にしたのは舌を巻いた。
ビッグスウェルでサーフィンする話で、アニメでは、みんな大好き権田君も、しゃあしゃあとサーフィンしてたのはビックリだ。
最終回も、江口くんの津山さんへの告白で、アニメオリジナルで一回、先生の邪魔が入るのやるなあ!
しかしこのシーンもだけど、故・塩沢兼人氏の、名演技よ!
「湘南爆走族」は、原作もだけど、ヤンキー漫画なのに、卒業式や先生とのお別れは、凄くキッチリと描くんだよね。
宿敵ムキタ先生とのラストとかいいシーンだよなあ。
原作の吉田聡先生が、ここぞ!というシーンは凄い書き込むからアニメスタッフも「負けるか!」って感じで攻めてくるよな。
「湘南爆走族」は、最後を締めるのが、江口くんじゃなくて、ヒロインの津山さんだってのが象徴的。
江口くんはトリックスターなんだよね。
みんなが江口くんに抱いているイメージや存在感、そのままのキャラクターなんだよなあ。
「湘南爆走族」は、ヤンキー要素より学園青春要素が強いけど、やっぱり映像化されるとバイオレンスがキツい。
テレビアニメは無理だった作品な訳で、そういう作品を、キッチリ作ったOVAが80年代には結構あったんだよなあ。「エリア88」とか。
そうそう、OVA版「湘南爆走族」の偉業の一つは、本作のアイコンである「パープル・ハイウェイ」をきちんと映像化した事ですよ!
わかってるスタッフ!
そんなOVA「湘南爆走族」は、月末にアニマックスで一挙放送やるみたいですよ。
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