毎年だが、センター試験の日は 「雪が降る」 という事。
雪が降って影響が大きいのは、山形県とか秋田県の話で、
こっちで雪が降るわけではないのだが、全国ニュースで流れるから注目される。
私の弟子たちも佳境に入ってきた。
土曜日に中学受験を控えている小学生に、
過去問で、力のところを教える。
ぶっちゃけ、その辺は高校1年か2年で習うところで、
小学生が解ける必要もないのだが、
試験に出る以上は、「点を取りにいかないとつらい。」
力は、「F」 とか書いておいて、
「フォースだよ。」「ほら、スターウォーズに出てくるやつ。」
と、言ってみても、スターウォーズを知らないらしい。
ツタヤで、おじさんが振っっているやつ。
車が来ると、「はい、こっちですよー、って」
「なんで、アメリカでは、あんな交通誘導用の棒で戦うのか分からん」
などと、教えてみる。
ちょっと、ライトセイバーで検索してみると、大体2000円から2万円ぐらいの価格帯で販売されている。玉石混合である。
今、販売されている主流は、LEDで光るようなので、
そもそも、フォース、とかいらんと思うのだが、
スターウォーズが映画化されたころは、まだ青色は発見されておらず、、
フォースが無いと、任意の色にはできなかったのだろうか?
小学生に教えるには、
「比例式」
これを、これでもか、というぐらい駆使しなければならない。
時々、面倒になって、ちゃんと連立方程式解いたりもするのだが、
習ってないが故、解答段階では、計算に工夫が必要。
正直言って、
中学を受験する小学生は、すべからく中学の数学を一通り学習しておくべき。
と、今更言ってみたところではじまらない。
だいたい、ほぼ全員が小学校4年生ぐらいから塾に行っているのだから、
算数ではなく、数学教えて欲しい、と思うのだが、
それでは、浜学園とか、類塾とか、四谷大塚とか、その他諸々は、利益があがらんのだろう。
小学生を教えている進学塾周辺の、
「異常な雰囲気」
は、私は、大っ嫌い、である。
子どもが可哀想だと感じる。
その送り迎えをしている、親も可哀想だと感じるが、
塾の前で、何やら、まじめに話をしているスタッフなどは、
「ヤクザ」
だと感じる。
振り子の問題で、糸の長さが99cm の時と、11cmの時の周期を比べてグラフにする問題があったのだが、
振り子の運動を知っていれば、周期が三分の一になることは簡単なのだが、
実験もしたことないのに、
「三分の一」
と答える弟子に、
なんで知っているの?
実験したことあるの?
と、問うてみたが、
実験もしたことはなく、どうやらどこかで習ってきて覚えている様子。
まあ、経験則として覚えていることは大事かもしれないが、
実験もなしに、覚えているだけって、嘘を教えられても、そのまま覚えるのか?
私は、その「嘘」の話を、いつも、
ローマ教会が 「地球が平だ」 と教えていた時代は、みんな平だと思っていた。
という例で教えることにしているが、
一応は、地球が丸いことは、色々な日常的経験から分かる話はするようにしている。
で、振り子の周期を真面目に計算してみた。
糸の長さが 99cmの時。
まあ、そんなに難しくはないのである、 2π √l/g で計算すればよい。
その式を示して、計算を始めると、
「なんで π が出てくるんですか?」
と、質問が来る。
良い質問だと思う。 わざわざくだらない受験だと思っていても、まじめに教えている甲斐がある。
円運動の話を一応しておく。
関数電卓もない中で、開平は容易ではないのだが、携帯電話の電卓を駆使して、
ほとんど、2秒に近い、1.99・・のような値を計算する。
それを自分で解いてみて、なるほど割ときりが良い数字になるように問題が作ってある。
と、妙に感心する。
理科の問題に関しては、かなり頻繁に無理やり作った問題が散見され、
現実には解答できない問題もある。
(電流と豆電球の明るさの問題とか、明るさって、フォトンの数だから、通常 電流値とリニアな関係にはならないはず。)
短期間でも、電球と蛍光灯とLEDの発光原理の違いとか基礎的な話から教えてみたりする。
さすがに若いだけあって、吸収は早い。
でも、LEDはちょっと難しい。(原理的にという意味で、半導体のことを全く知らずに 「ホール」 とかほとんど理解不能だろうと感じる。)
それでも、エネルギーが直接光になる。という話はしてみる。
国語の問題で、
冷凍食品しか入っていないお弁当を子どもに持たせるのが、ひどい、旨の話が出でいたのだが、
「いや、別にそんなの普通だよ。」
とか、言ってみると、
「またまたまた、先生、、、、」
と、合いの手が入る。
お弁当作る方だって大変なのだから、冷凍食品ばかりだろうと、コンビニのお弁当だろうと構わないと感じるが、
医者に行ったとき、「食事はどうされているんですか?」 と問われ
「あんまり作ってないです。」
(実際に、一日、一食か二食だし、パンを食べていることもあるから、あんまり作らないのだが)
「コンビニのお弁当?」 とそのままカルテに書いちゃうのはどうかと思うよ。
私の口から、お弁当とか、コンビニとか一言も言ってないのに、、、、、
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■センター試験 今季最強の寒波襲来か
(日本気象協会 - 01月09日 18:51)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=174&from=diary&id=4376692
3連休明けは今季最強寒波が襲来。寒気の底は大きく分けて2回。1回目は11日(水)で北日本中心。2回目が今季最強の寒気で14日(土)から15日(日)ごろ。ちょうどセンター試験に当たるため今後の情報に注意。
●寒気の底は2回
3連休明けは、今季最強寒波が襲来。寒気は強弱を繰り返しながら入り、寒気の底は大きく分けて2回。1回目は10日(火)後半から11日(水)でこれは北海道や東北が中心。北日本は大雪に警戒が必要です。
全国的に要注意なのが2回目の14日(土)から15日(日)にかけてです。大雪の目安は、輪島の上空5000メートル付近に-36度以下の寒気が入る時ですが、今回予想されているのは輪島で-41度くらい。これは年に1度あるかないかの強い寒気で、今シーズンでは最強寒気です。しかも、強い寒気は北日本や北陸だけではなく、西日本の松江でも-36度台(年に1〜2度の寒気)の予想です。また、地上で雪の目安になる上空1500メートル付近で-6度以下の寒気が14日から15日にかけては関東から九州の南まですっぽりと覆う予想です。日本海側は広く雪で、西日本や東海など太平洋側にも雪雲の流れ込む所があるため、最新の情報をこまめにチェックお願いします。過去にも同じように冬型が強まり輪島で-36度以下の寒気が入った2014年12月17日から18日。北陸から北日本の日本海側は大雪や猛吹雪となり、太平洋側にも雪雲が流れ込み名古屋で23センチの積雪を観測。東海道新幹線に影響がでました。今回はそれ以上の強い寒気の予想ですので、十分警戒が必要です。
●センター試験は底冷え
今季最強寒波は少なくとも、来週前半にかけて居座ります。この先、寒さの底は14日〜15日のセンター試験頃で全国のアメダスの約9割で冬日(最低気温が0度未満)と予想されています。最高気温は北海道は軒並み0度未満の真冬日の予想。東京は8度、名古屋や大阪、福岡は6度前後の予想。冷たい北風が強く、体感温度はこの数字以上に寒く感じられそうです。風邪をひかないよう、体調管理には十分にご注意下さい。
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