mixiユーザー(id:168675)

2017年01月07日23:14

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死亡遊戯

今日は「死亡遊戯」を、ちゃんと見返しました。

今までこの映画は、「ここはブルース・リー」「ここはブルース・リーじゃない」という事にこだわりすぎて、キチンと一本の映画として評価出来ませんでしたが。


ちゃんと見ると、意外と面白い。

忘れがちだが、本作は「ブルース・リーが世界的スターになってから作られた、最初の映画」なので。


めっちゃ金かかってる。


とにかく、何かあると、群衆シーンがワンサカ出る。


あと、若い頃は毛嫌いしてた「リーのそっくりさんシーン」ですが。

リーの動きを再現してるのが、スタッフ・キャストともに一流の人達なので、めっちゃ出来がいい。


立ち回りも、結構、頻繁に入るしさ。

話も良かったと思うんですよ。

苦肉の策だと思うけど、「クンフースターが命を狙われる話」という、メタフィクション的な内容にして。

劇中劇という扱いで、今までのリーのフッテージ使えるもんね。


また、「一度死んで、別人として復活して復讐する」というシチュエーションも、アメコミヒーローみたいでカッコいい。


いやホント金と手間がかかってる映画でした。


唯一の弱点はブルース・リーが少ししか出てない事だな→デカいな、それは


しかし、仕方ないけど


ラストの、本物のリーが出てくるパートも、結構、編集がうまく繋がってないというか


床にやたら、不自然な物が落ちてんだよねw


あと、ハキムが、障子を破られると急に弱くなる。


リーの当初の構想では、ハキムは光に弱い設定だったんだけど、完成したロバート・クローズ版では、その設定がないのだ。

そもそもクローズ版では、時間は夜のはずなのだが(笑)


あとハキムを倒した後スタイナーと戦うシーン。

これはリーの死後、撮影されたシーンだから、本物のリーが攻撃を受けるカットでは、スタイナーの手足がハキムのになっちゃうんだよね。

東映スパイダーマンの、レオパルドンの撃たれるシーンの相手が、いつも1話の暴君龍になるみたい。

あと、追い詰められたランド社長が、自分そっくりの人形使って自殺したように見せかけるシーン。
見るたびに、「唐突だなあ」と思います(笑)



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