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2017年01月01日17:35

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徒然読書日記17-1《夜行／森見登美彦》

<strong>《夜行／森見登美彦》</strong>
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http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin
学生時代を京都で過ごした6人の仲間が、鞍馬の火祭の夜、久しぶりに集まります。ちょうど10年前、同じメンバーでこの祭り見物に来たとき、仲間の1人である女性が行方不明になり、以後ずっと消息が知れないままでした。
鞍馬の宿で、それぞれが旅先で体験した、不思議な出来事を語るのですが、それらはすべて岸田道生という画家が遺した〝夜行〟という銅版画の連作と、いまだ行方知れずになったままの女性に関係があるようです。
一話一話がホラー仕立てなのですが、これは淡い恋心を描いた青春小説です。これまでの森見作品とは、一味も二味も違った仕上がりになっています。夜の闇に引きずり込まれるように、ずるずるっと一気に読み終えてしまいました。

べそかきアルルカンの詩的日常
http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/
べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ”
http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2

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