渡島・木古内Ｂ級グルメ、道の駅「みそぎの郷きこない」内のレストラン「どうなんde's」で「はこだて和牛サーロイン炙り丼」をいただく（12/27）

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函館からクルマで木古内→知内→福島→松前→江差出張だった１２月２７日火曜日は、函館で事務仕事に手間取り出発が遅くなり、最初の訪問先の木古内でお昼になってしまった。

次の訪問先の知内は飲食店が少ないので、昼飯は木古内で食べてしまうことにした。

木古内で食事するなら、87歳のおかみさんが作る独特な焼きそばが名物の「急行食堂」が定番なのだが、今年すでに２回食べているし、量も多くこれから長距離の運転を控えて満腹で眠くなったらまずいこともあり、今回は違う店で食べようと思う。
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木古内と言えばＡ５ランクの比率が高い高級な「はこだて和牛」が名産である。

「はこだて和牛」は木古内の農家４軒のみが生産しているが、年間220頭ほどしか出荷されないこともあり希少で一般には流通しておらず、当然値段も高いから今まで食べたことなどないが、たまたま２日前に競馬で万馬券も的中したことだし、たまには贅沢してもいいだろう。

確実に「はこだて和牛」のメニューがある店は、自分が知る限り木古内市街には２軒あるが、１軒はそば屋でそばと和牛のセットメニューはボリュームが多過ぎる。

今年３月の北海道新幹線開業に合わせて木古内駅前に１月にオープンした道の駅「みそぎの郷きこない」に、地産地消のレストラン「どうなんde's」があり、ここに「はこだて和牛」のメニューもあることは知っていたので、今回初めて行ってみることにした。



さて、どの「はこだて和牛」メニューを食べようか考え（写真３）、「はこだて和牛サーロイン炙り丼セット（1950円）」を注文。

メニューに掲載されている写真とはずいぶん異なる印象だが（写真３）、薄切りの「はこだて和牛」のサーロイン３枚のうち、１枚は始めから丼に盛られている。

そして、残り２枚は鉄板に盛られている。

お肉には塩コショウが振られている。

箸で持ち上げてみると、火が通されているのは片面だけのようで、裏面はほぼレアで、見事な霜降り状態である。

薄っぺらいままじゃ食べづらいので、箸で巻いて添えられている醤油ベースのソースをつけていただく。

とろけるような柔らかさで、臭みなど一切ない脂分が口の中でジュワーッと広がり、甘みさえ感じ旨い。

１枚目を食べ、２枚目を丼に移していただくが、あらためてこんな美しい霜降りの和牛をいただくのなんていつ以来だろうか、思い出せないくらい久しぶりである。

そして、最後の１枚、３枚目もいただく。

至福のひとときであった、完食。

こんなすごいお肉を毎日食べたらダメ人間まっしぐらだと思うが、たまにはいいだろう。

これまで噂にしか聞いていなかった「はこだて和牛」をついに食べたが、めちゃめちゃおいしかったな。