度々書いておりますが、私の前職は、新卒で入社した某紳士服専門店チェーン。
辞めてから20年以上経っていますが、どうした訳か未だその仕事をしている夢を見る事が有ります。
そんなある日、ちょっとした事を思い出しました。
こうしたお店ではどこも同じだと思いますが、1日営業が終わってレジを閉め、翌日の釣り銭だけ残して、あとは銀行の夜間金庫に入金しています。
売上の大半は土日に有る為、金曜日には必ず銀行にて釣り銭への両替を行います。
普通は、余裕を考えて多めに釣り銭を用意していますから、その分で月〜金くらいまでもつ事もよく有りました。
さて
毎日必ず行うレジ閉め作業ですが、新人の頃から「レジ内に残す釣り銭」を切りの良い数字で残すような形で教えられました。
つまり、例えばレジ閉め時に27万2413円有り、釣り銭は1円硬貨から5千円紙幣の合計が10万ぴったりになるように…という具合です。
この場合だと、17万2413円は夜間金庫に行く事になります。
釣り銭として用意する額を固定してしまっては、せっかく両替した5千円紙幣や各種硬貨も夜間金庫行きとなる事もしばしば…
これって不合理ではないだろうか?
しかも、夜間金庫行きに硬貨が混じるという事は、紙幣のみの場合より、間違いの可能性は増す事になるでしょう。
もちろん入社していきなりそんな事は言えませんから、初めて副店長やった柏店でも次の土浦店でもそんな事は黙っていました。
2年目に本社に入り、色々有ってまた副店長としてH店の準備をする事に…
そのさなか、パートさんの研修を行っていた近隣のI店の店長…H店と併せた地区長でもある方に長年の疑問を話してみました。
「釣り銭をちょうどの金額ではなく、夜間金庫に入れる額をちょうどにした方が、良いのではないでしょうか?」
満を持して提案してみたつもりでしたが、残念ながらあっさり却下。
「釣り銭を半端な金額にしたら、間違えるおそれ有るだろう!
良いから言われたとおりにしろ!」
………………副店長と言うとなんだか偉そうですが、入社後半年乃至1年くらいでなりますし、この会社では、店長&副店長(&場合によっては新人)くらいしか正社員がいないのが殆どで、実際には偉くもなんともありません。
「若僧が知ったふうな口をきくな!」という意味ならそのとおりでしょうし、実際そう受け取って口をつぐみました。
しかし理窟から言えば、釣り銭とは1円硬貨から5千円紙幣まで揃えている訳で、それぞれの小計の和を出すという作業は、総額がピッタリでも半端でも全く変わらないのです。
間違えるおそれなら、どちらでも同じでしょう。
むしろ、レジ閉め段階で総額を確認している筈ですから、万券のみ夜間金庫行きにするだけの方が、間違えるおそれはケタ違いに小さいのではないのですか?
反対に釣り銭をピッタリにした場合、今提案した方法を上回るようなメリットが何か有るのですか?
昔誰かに習ったのを、盲目的に受け継いでいるだけなのでは…
そうも思いましたが、もうどうでも良くなった事も有り、そんな事は口にしていません。
この事は久し振りに思い出しました。
思いましたついでに、釣り銭ピッタリ法にどういうメリットが有るのか、改めて考えてみましたが、やはり全く思い付く事が出来ません。
出過ぎた発言だったというのはさておき、提案の内容自体は正しいと今でも思うのですが…
ど〜かな〜
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