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2016年12月15日22:02

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【映画感想】 11月に観た映画

みなさん、こんばんは。連雀です。

日記を書くのは久しぶりになってしまいした。11月はどうにも仕事が忙しくて、なかなか落ち着いて日記を・・・なんて気分になれなかったもので。

でも、実際は今もなかなか余裕がなくて、ホントは日記なんか書いているよりも明日の仕事のために寝たほうが良いのだと分かっているのですけどね。でも、ちょっとだけ、言いたいことだけ言っておきたいです(*^^*)

前回の日記の続きで、10月の末から11月の終わりまでの間に劇場で観た映画の感想です。

前回以降、10月28日から11月30日までの間に劇場で観たのは11本でした。
以下に、簡単ですが感想を列記します。



10月

◯七人の侍(ミッドランドシネマ名古屋空港)
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言わずと知れた黒澤明監督の代表作ですね。何度も観てきた作品ですが、今回は4Kリマスタリングと言うことで、画面の隅から隅までクリアに観られたのは感激でした。あの、山中の砦が焼け落ちてしまう事故のシーンも、くっきりと見られて『おおっ!!!』となりました!

それにしても、映画全盛期に贅沢に撮影されたフィルムだけあって、やっぱり銀幕でゆったり観たい作品ですね。どれだけ解像度が上がっても、こればかりはご家庭では味わえない贅沢です(*^^*)

◯奇跡がくれた数式(センチュリーシネマ)
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第一次世界大戦当時、植民地インドから数学の才能だけで本国英国に渡ってきたインド人青年と、数学以外では人と満足なコミュニケーションを取れない英国人教授の友情を描いた作品でした。実話を元にしており、実際にその功績は大きいのですが、それよりも異文化の中で育ち、交わることなはずの二人が数学と言う共通言語を通して出会い、友情をはぐくみ、別れる物語でしたね。実に面白かった!!!


11月


◯スター・トレック BEYOND(ミッドランドスクエアシネマ2)
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なんつーか、スター・トレックと言われたら観るしか無い悲しい宿命なので観に行ってきました。
しかし、正直言わせてもらうとJJエイブラムスのスタトレは、なんか違うのですよね〜

面白いのですがスタトレ観てるな〜と言う悦びを感じないのです。

前二作とは違い、今回はワイルド・スピードのジャスティン・リンが監督したからだけでもないでしょうがアクションシーンがスピードアップしてました。ちょっと忙しく感じたかなw

しかし、ますますスタトレ感が感じられなかったのは実に残念でした。

アクションやCGもいいですが、なによりも『センス・オブ・ワンダー』を感じさせて欲しいと思うのです!


◯ジェーン(ミッドランドスクエアシネマ)
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この作品はまったくの盲点で、上映開始してから偶然目についたのですが、もともと西部劇大好きな私ですので、タイトルとポスターから「カラミティ・ジェーン」の映画かな?と想像して観に行きました。そして、これが大当たりでした!!!

ま、それはちょっと大袈裟かもしれませんが(;^ω^)

たぶん映画としてはたいしたことないのかもしれません。でも、しっかり西部劇してたこと、女性が主人公だけにハーレクインクイン並のロマンスが違和感なく入っていたこと、美少女が悪漢を叩きのめす爽快感があったこと等を考えると、最高のエンターテイメント作品でしたね。

何よりも、ナタリー・ポートマンが美しすぎて、それだけでも劇場に足を運んだ甲斐があったてなものですwww

◯PK(センチュリーシネマ)
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インド映画です。でも、あまりそんな感じでもなかったですね。
普通にコメディタッチで文明批判をしています、そして、以前ほど多くないミュージカルシーンと言うわけで、最近のインド映画らしく『見やすい』インド映画でした。

個人的には、もっとぶっ飛んでいて欲しかったですね。キン・ザ・ザくらいwwwww


◯われらが背きし者(伏見ミリオン座)
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どうしても観たいと言うほどでもなかったのですが、やっぱりジョン・ル・カレが原作だと聞くと興味が湧きます。まして、いまさらジョン・ル・カレ作品を映画化とか言われても、なぜ?と思いつつ興味が湧きましたので。

そうした興味とは別に、映画としてはごくごくごくごく普通でした。
きっと原作の方がずっっと面白かったに違いないだろうな・・・と言うのが映画が終わった後の率直な感想でした。


◯この世界の片隅に(テアトル新宿)
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私はこうの史代のファンなもので、逆に現在のこの人気に戸惑う気持ちでいます。
でも、この映画は本当に良い映画なので、ぜひ観て欲しい。テーマがどうとか、脚本がどうとかではく、この作品が素晴らしいので・・・

アニメーションとしても新たな試みに挑戦していますし、作品としても従来あるどんな映画とは異なったアプローチでなされており、おそらく映画史に残る作品になるのではないかと思います。

余談ですが、この作品がクラウドファンディングで資金を集めていた時、私も応募するつもりでいたのですが、なかモタモタしているうちに期間が終了してしまって出資しそこなったのが、ホントに悔やまれてならないです。あそこに名前を載せて欲しかった。この胸に刺さった悔いは今後の反省として活かします!


◯機動戦士ガンダムORIGIN IV(ミッドランドスクエアシネマ)
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原作を忠実にトレースしているので、大きな感動はないだろうと思っていたのですが、挿入されていた窓外の宇宙を眺めながらシャアを想うララァのカットの素晴らしさは特筆すべきです!


◯聖の青春(ミッドランドスクエアシネマ2)
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それほど将棋に詳しくないので村山聖が活躍した時代は知らないのですが、3月のライオンの登場人物・二海堂晴信のモデルがこの人だとコミックスに掲載されている先崎学のコラムで名前だけ知っていたので、それなりに楽しみにして観に行きました。

そしたら、これが想像以上に面白かった!なにしろ松山ケンイチの演技が素晴らしくて、ずっとスクリーンに引き込まれて観ていました。松山ケンイチにはイロモノのイメージがありましたが、この作品でかなり印象が変わりました。


◯ジュリエッタ(ミッドランドスクエアシネマ)
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ペドロ・アルモドバル監督についてはまったく知らなかったのですが、女性を主人公にした映画に定評のあるスペイン出身の巨匠だと言うので、なんとなく観に行きました。

最近は、苦手だと思っていた欧州の映画も、観てみたら面白いってことが多いですしね。

この映画も面白かったです。ペドロ・アルモドバル監督の過去の作品も観てみたくなりました。



◯ブルーに生まれついて(角川シネマ新宿)
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チェット・ベイカーの伝記映画です。最近はあまり聴いてませんが、以前はジャズにはまっていた頃があり、チェット・ベイカーもよく聴いていたのでこの映画はずっと心待ちにしていました。

イーサン・ホークと言う俳優には特に思い入れはなかったのですが、半年もの集中トレーニングを経て吹き替えなしでチェット・ベイカーの演奏と歌唱に挑戦した演技は素晴らしかったです。これはソフト化されたら自宅に備えたい一作です!

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