名古屋駅から市バスに乗るというパターンは、もう何度もやっていることなので、スムースにいった。
基幹バスの2に乗り、三菱東京UFJ銀行貨幣資料館に行った。
浮世絵版画企画展「広重 狂歌入東海道」は、12月11日が最終日だった。
「狂歌入東海道 佐野屋喜兵衛版 横中判錦絵 56枚 天保13年(1842年)を観るのは、初めてだった。
1 日本橋 「日本橋 ただ一すぢに 都まで 遠くて近き はるがすみかな」
39 岡崎「矢はぎのはし」 宿毎に 夕化粧して 客をまつ こころもせはし ぢょぢょのぢょん女郎
いろんな狂歌があったが、そんなにじっくりとは鑑賞せずに 絵だけさっさと観た。
いろんなものが見たかったので、ここだけにそんなに時間をとるわけにはいかなかった。
それから、また市バスに乗って、「徳川美術館」へ。
「企画展 やまと絵うるわし」も 会期が12月14日までだった。
この時期は、源氏物語絵巻(国宝)は もう展示されていないのは知っていた。
去年、国宝の源氏物語絵巻は観たので、現状模写のものを観た。
葉月物語絵巻(摸本)、狭衣物語絵巻(摸本)、小野雪見御幸絵巻(摸本)、西行物語(重要文化財)などを見た。
徳川美術館は、刀剣の展示もあるが、それよりも私は 火事羽織が 華やかで驚いた。
火事の時に こんなに刺繍がいっぱい入った豪華な羽織を着ていたんだろうか。
火事頭巾もあったが、このセットで着て、火事の時にこんなにおしゃれして良いのだろうか。と、思った。
「火事の時に 間違えられないように」というようなことが説明書きにあったが、どういうことだろうか。
これまでに徳川美術館には何度も行っているが、火事羽織とか火事頭巾を観た記憶が無いから、初めて観たと思う。
なかなか武士はおしゃれだった。
やまと絵は、綺麗で良いなあと思い、これが日本画の源流であろうと思った。
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