留萌線留萌・増毛間廃止前、運転最終日の記録・前編（12/4）

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たまたま月曜の１２月５日に札幌出張が入り、出張で支給される交通費に1000円ちょっと追加するだけで、先月入会したばかりの50歳から入れる「大人の休日倶楽部」会員限定の「新幹線を除くＪＲ北海道全線５日間特急も乗り放題」というきっぷが買えた。

そこで、１２月４日の運転をもって廃止されることになっていたＪＲ留萌線留萌・増毛間の乗り納めを兼ね、１２月３日土曜日は増毛で一杯引っ掛けて留萌に泊まった。
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１夜明けて１２月４日日曜日、いよいよ留萌線留萌・増毛間の運転最終日を迎えた。

函館まで帰ることを考えると、留萌・増毛間を走る最終列車まではいられないから、早朝の１往復と、廃止を前に旭川から直通で運転されている臨時列車のうち午前中の下り便に乗って増毛へ行き、折り返し臨時便には乗らずに増毛で昼飯を食べ、次の午後の上り便で函館へ向けて帰ることにした。
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6：50発の増毛行き下り１番列車に乗るために早起きはしたのだが、ホテルからつるつる路面を運動靴で歩くのに難儀し、留萌駅には発車５分前くらいに着いた。

改札口の上には「留萌本線 留萌〜増毛間は１２月４日をもちまして営業を終了いたします 95年間 ご利用ありがとうございました」などと掲げられている。

発車時刻が迫っているので、２番線から発車する増毛行きに乗るために跨線橋を渡る途中でパチリ。

明日からはこの時刻に２番線から発車する列車はなくなる。

朝７時前、留萌始発で深川方面からの列車はまだ留萌に着いていない時間帯だから空いているかと思っていたが、１両増結され２両編成のキハ５４に発車間際に乗り込んだら、朝早いのに座れるかどうかなどという問題ではなく通路までぎっしり。

通路に立って日本海を見ながら増毛へ向かう。

朱文別で前の座席の通路側に座っていた客が下車したので、増毛まであと２駅だが座らせてもらう。

増毛に到着。

増毛では折り返し列車に乗るので、ホームに降りたら駅からは出ず、折り返し深川行きに乗る人の列にそのまま並ぶ。

ずいぶん並んでいるように見えたが、通路側ではあるが先頭車両のいちばん前のクロスシートに座れた。

立ち客がちらほらいるくらいの状態で増毛を発車。

この車窓風景を列車に揺られながら眺めることができるのも今日でおしまいである。

留萌に着いたが、次の増毛方面行きは旭川からの臨時列車まで列車がなく、このまま深川まで乗って行っても臨時列車に間に合うので、留萌では降りずに深川へ向かう。

留萌を発車し、今回廃止にはならない区間に入ると車内は空いた。

9：09に深川に到着。

深川駅の発車時刻表には臨時列車は掲載されていないが、深川9：23発の増毛行き臨時列車で折り返す。

臨時列車は普段留萌線を走っていないキハ４０型ディーゼルカーで運転されるが、長くなるので続きは明日mixi日記に仕立ててアップすることにする。