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2016年11月27日21:14

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今日の『真田丸』

もう見るに見られない大坂方の実態、その元凶は大蔵卿局!
あの女一人を暗殺しておけば、事態は変わったろうに。
(あくまで史実は別として、このドラマの中ででの話ですよ)

それよりも何よりも、家康さえ殺しておけば……
実は信長は家康を殺そうとしたとかしなかったとか。
いや、実際には信長は当然、家康を殺そうとしていたのでしょう。
それをぶち壊したのが明智光秀。
最近浮上した新説では、信長は家康を殺そうとして策略を練り、その実行役が明智光秀だったとか。
だが光秀はその策を逆利用し、むしろ家康に通じて信長を討ったのだとか。
秀吉の最大の失策も家康を殺しておかなかったことでしょうね。

一方家康は徳川政権を盤石にするために、征夷大将軍をさっさと秀忠に譲った。
自分が権力の頂点にいる時点で死ぬと後々ろくなことはないことは、古くは平清盛、近くは信長や秀吉の例で家康は痛いほど分かっていたからでしょうね。
そして自分の息があるうちに豊臣をつぶしておいたというのも、家康の方が上手です。

ところで、先週、徳川との内通がほのめかされた織田有楽斎ですが、果たしてどうなのか、今回はまだあいまいとされていました。
実際のところ、どうなのか…あの厨の爺さんは? 答えは今後あるんでしょうね。

気になったのは、後藤又兵衛は播磨の生まれ、それがなんで「〜じゃねえか」などという関東方言を使うんでしょうか?
秀吉の身内など、名古屋弁で統一されていたのに。
一切の方言を排して共通語で話を進めるというのならそれもありですが、使うはずのない生まれとは別の地方の方言を登場人物が使うというのもおかしな話ですね。

今回やっと橋渡し役としてのお初が描かれましたが、茶々の妹であることばかりが強調されて、お江の姉でもあることは全く触れられていない。
使者がお初だと知った時に秀忠が、お初が自分の妻の姉でもあることは全く意識していない様子だったのもおかしな話です。
「江〜姫たちの戦国〜」では、お初は茶々とお江の橋渡し役として見事に描かれていましたが…。

信之と信繁が兄弟で江戸・大坂に分かれてしまったのと同様に茶々・お江も姉妹で江戸・大坂に分かれていたのですが、こちらには真ん中にお初という橋渡し役があったのが、信之・信繁とは異なる点だと思います。

さてラストの方のシーンですが、大筋は史実通りだけれどもかなり芝居がかかった脚色がされていて、ドラマとしてはいい出来だったと思います。
かといって、極端に史実からは離れていない。
ドラマとしての盛り上げ方はうまいと思います。
史実を史実通りに描いたのではドラマになりませんものね。

ということで、今日はこれまでといたしまする。
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