第20回太鼓フェスが開催された戸倉文化会館にアークライト式映写機が展示されていました。
銘板
変圧器
アークライト式映写機とは、カーボンアークランプを光源とする映写機のこと。
アークライトとは、炭素(カーボン)電極間のアーク放電によって発光する発光管を持たない放電ランプのこと。
カーボンアークランプは高輝度の点光源であり、演色性も優れていることから、以前は映写機、投光機、光学機器、写真製版などのほか、材料の耐候試験用光源としても使用されていた。アーク放電を生じる場所が空気中であり、煙や音が発生することから、取扱いや環境などに難がある。近年では、それらの問題のないキセノンランプが使われる。
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