いよいよアメリカ大統領選挙の投票日です。
傍目で見ているとこれほど面白い選挙戦もありません。
いかに嫌いでないかを基準に投票も情けない限りですが、逆に言うとアメリカがいかに多くの問題を抱えているかということだと思います。
第三者から見てると、あれだけボロクソに言われてもトランプさんの支持が45%近くあるのは理解不能です。中間層がなくなり、一握りの富裕層と多くの貧困層のみとなったアメリカの歪が、これだけの接戦を生み出しました。
トランプさんの言う「チャンジ」は悪い冗談かとも思いますが、既存政治家に飽きた白人ブルーワーカーには新鮮に映るのでしょう。
アメリカ大統領選挙は選挙人を取り合うシステムですが、事前の予想ではクリントンさんが過半数にあと僅かのまま投票日を迎えました。
しかしメール問題が再現し信頼感に疑問符が。一方で他者に寛容ではないトランプさんが大統領なら株価は大暴落でしょう。
「どちらかが大統領になる。悪い冗談でしょう」が的を得た論評なんでしょうが、世界は息を呑んで投票を見守ります。
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