クーちゃんは最近すこぶる扱いにくい。
モン の動きやニオイにいちいち反応することはなくなった。
とにかくワタシに対してものすごく怒っている。
これまでのタスク+ワタシへの不満+それでもやらねばという義務感+でもやっぱりムリ+ワタシへの不信感・・・で、ウツ病みたい・・・ってか、あれは完全に「うつ病」だ。
トリガーは『悲しい』 と 『淋しい』
そして原因はこのオネーチャンなわけですが。
『犬の心療内科』 がないのかと、本気で考えたくらいである。
言葉が通じないから、あったとしてもいっても無駄だろう。
認知症の診察と同じくらいの腹立たしさしか残らないに決まっている。
それにワタシ自身が同じ様な経験があるのだから、対処法もわかってるし。
・・・と、クーちゃん相手に 『ウツ病からの脱出法』 をレクチャーする(笑)。
「しんどいときに無理矢理働かなくてもいいよ、休んでいいんだよ、つらいときはオネーチャンに言いなさい」
その途中で「オネーチャンのときは、こんなこと教えてくれる人はおらんかったけどな!」「上司は一言も越えかけてくれへんかったけどな!」という恨み言がはいったりする(笑)。
周囲からみたら、絶対 『ヘンなヒト』 だ。
でも、二つ上のブロックの言葉はとても大切なことをワタシは知っている。
うわべだけでも(笑)そういってもらえれば、それだけで心の負担は『必ず』軽減する。
それが『上司』ってものだと思う。
人間も犬も猫も、どんな生き物でもそう変わりはないんじゃないかと思う。
そして、そういう話をすると、目でみてても明らかにクーちゃんは肩の力を少し抜いたのだ。
(笑うならわらえ〜)
* * * * *
ほんとうに可哀想なことをしたと思う。
本当に申し訳ないことをしたと思う。
…てか、ワタシはこれまで 「泣いて誰かに謝った」 ことはないんだけど、クーちゃんには数回ある。
クーちゃんは、そういう『優しい犬』なのだ。
いやいやホンマに。
なんでそんなにやさしいの? あんたは・・ と思うことがよくある。
「よくある」 んなら、ちゃんとフォローせんかい!! である。
あー、ごめんなさい。 本当にゴメン。
「クーちゃんは言わなくてもわかってくれる」 と思ってたわけです、ワタシは。
わからんよな。
ちゃんと声に出して、言ってもらわないと。
人間でも、それでしょっちゅうもめてるのにな。
今回、気がついたことがいっぱいある。
ワタシとクーちゃんの間にあるものは、あったものは、意外と 『安心と信頼』 だったりするのだ。
今日クーちゃんがようやく 「また仲良しになりたい」 と言ってくれた。
ワタシは、調子にならないように、注意しながら、再び彼女からの 『安心と信頼』 を得られるように頑張らないといけないのだ。
なぜなら、今回の騒動(まだ終わってないけど)は、「ワタシが彼女のことを考えて」 思いついたことだから。
彼女が悲しんだら、全く意味がないのである。
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