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例年9月中旬から10月中旬にかけて、網走湖で獲れる白魚で一杯やりに毎年女満別の店を訪問するのを楽しみにしていた。
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今年も9月の根室さんま祭り参加のついでに女満別にも行き、白魚で一杯引っ掛ける計画は立てていた。
ところが、8月下旬に北海道を連続して襲った台風により網走湖は増水し、流木被害や港が水没するなどの被害を受け、白魚どころか船自体出せなくなってしまった。
また、2005年にも大雨が続き、白魚は海に流されてしまってまったく獲れなかったことがあり、今年も船が出せるようになっても白魚自体網走湖にはいない可能性が高く、9月に女満別に行くのは辞めた。
10月に入っても網走湖で白魚が獲れたという話は聞かないが、毎年白魚の季節にお世話になっていた女満別の店のおかみさんの顔だけでも見に行こうかと考えた。
10月4日に苫小牧、7日に室蘭・伊達の2回の日帰り出張が入り、それぞれ別々にきっぷを買うより安いから、JR北海道7日間特急も乗り放題の「北海道フリーパス」を使うことにしたが、4日から通用開始で買ったから10日まで使えるので、体育の日の連休までカバーできることになったから、8日に釧路で飲んで泊まり、10月9日日曜日に女満別の店へ飲みに行って網走に泊まろうと計画を立てた。
ただ、本来女満別の店は日曜日はお休みなので、おかみさんに相談したら「遠くからわざわざ女満別へ飲みに来てくれるなら開けるわよ」と快諾してくれたので、去年まで2年続けて白魚で一杯やりに同席した千歳のマイミクさんにも連絡したら一緒に来ることになった。
先に女満別入りしているはずのマイミクさんとは現地で待ち合わせ、網走からの「オホーツク8号」がエゾシカを轢いて26分遅れたが、夕方6時過ぎに女満別の居酒屋「漁火」に到着。
釧路1411
↓
網走1714/1718
↓特急「オホーツク8号」札幌行
女満別1733(実際は1759)
本来お休みの日曜日だから看板の明かりは消えている(写真1)。
しかし、僕らのために開けてくれているから、「おかみさん開けてくれてありがとう」と挨拶しながら入店すると、暖簾も中にしまってある(写真2)が、「いらっしゃい」と迎え入れてくれる。
去年飲み残した焼酎のボトルを出してくれ、水割りで飲みながら、やっぱり今年は白魚はないそうなので料理はおかみさんにお任せすると、まずはサーモンとたこの刺身が出てきた。
たこはお店で茹でたそうで、新鮮だ。
さらにカニが出てきた。
タラバガニをお店で茹でておかみさんが剥いてくれたそうで、ほじくり出してくれたカニ身だけでこんなにこんもり、これはすごい量である。
この日は朝からラーメン、昼にはそばを食べてまだ腹が減っていなかったこともあり、少しずつ何品かつまめればいいと思っていたのだが、タラバガニをこんなに食べたら何だか満腹になってきた。
それなのに、おかみさんはせっかく来たんだからとすごい量のすき焼きを作っている。
お腹空いていないからそんなに食べられないですよ、と言いながらも、そのすき焼きも当然出てきてしまった。
何とか平らげたが、これでもう打ち止め、もうこれ以上食えないので、次の列車で宿泊地の網走へ向かうことにして、会計したら1人2000円でいいと言う。
しかも、地元のハンターが撃って遠軽の工場に持ち込んで缶詰めにしたというエゾシカの缶詰までお土産にいただいてしまった。
今年は白魚はなかったが、いつもながら女満別の居酒屋「漁火」のおかみさんには世話になりっ放しである。
「来年また白魚で一杯やりに来ますので、それまでお元気で」と言い残して店を出た。
女満別2021
↓特急「オホーツク5号」
網走2037…泊
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