【心のありかた】

人間というのは　

たとえ同じものを見

経験したとしても　

個々に感じるものが異なります



この世に生を成してから　

一生涯を終えるまで

計り知れない激動があり　

それぞれの人生のドラマを

うかがうことができます



時には歓喜したり

時には挫折したりということは

誰もが味わうことでしょう



人はそれぞれの人生の瞬間に

訪れるその現実に対し

どのような心で

またどのような氣持ちで

受け入れているのか



人それぞれなのでしょうが

｢受け止め方｣ひとつで

事は大きく変わってくる

のではないかと思うのです



｢心のありかた｣

すなわち「捉え方」ひとつです



まさに

晴れてよし 曇りてもよし 富士の山

もとの姿は　変わらざりけり

です


富士山は富士山

今日は晴れたから・・とか

今日は曇ってるから・・と

勝手に人が持つ感情で

いろんな富士山を

創りあげているのです


富士山は富士山

富士山そのものの存在に

変わりないのです



私たち　それぞれとて同じです

自分には　自分という個性があり

世界でたったひとりの　自分なのです



誰かと比べて

羨んでみたところで

それは　あまり意味の無いことなのです



『心のありかた』『思い方』

『捉え方』『考え方』で

人生は　きっと変わります



善く思えばそうなり　

悪く思えばそうなるのです




『人生は心ひとつの置きどころ』

なのです