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2016年10月14日01:19

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三連休のうち二日は"Ukraine43"

 職場が工場なものでいわゆるウィークデイの祝日は通例ならふつうに出勤のはずなのですが、なぜか10月10日は休業日だったので、世間並みの三連休を満喫することができました。しかも、9日と10日はゲームの集まりの連続例会だったので、まさかの両日参加です。それぞれ、別の方と"Ukraine43"をプレイすることになりました。

 初日の相手はかなりベテランの方で、希望陣営はどちらでもいいとのことだったので、前回(田浦で"Ukraine43" http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1954948829&owner_id=14438782&org_id=1954849874)のリベンジを期してソ連軍を担当させてもらいました。

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 第1ターンの攻撃は南方でこそふるわなかったものの、北方では大成功でして、第1戦闘フェイズにノヴゴロドの両サイドのヘクスを後退させて戦闘後前進により完全包囲、続く第2戦闘フェイズで占領しました。というより、初手で遮二無二攻め落とさないと、ここは結局このまま残ってしまうパターンが多い気がします。実はノヴゴロド攻略を第1ターンの最優先事項に据えてもいいかもしれません。

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 しかし、好事魔多し。前回の教訓からマップの北端、ドイツ第2軍の担当範囲に突破口を作っても、突出は自重したのですが、といってまったく進まなかったのでは、なんのために攻撃したのかわからないという貧乏根性から、ほんの少しだけ、ちょっと顔をのぞかせる程度に進んでみたのですが、さすがベテラン・プレイヤーはそんな甘ったれた性根を見逃してはくれません。進ませた部隊はすっぱり退路を断たれて全滅させられてしまいました。
 このゲーム、単独ユニットによる敵部隊の拘束能力(いわゆるZOC)はそれほど強くなく、後ろをふさがれたように見えてもなんやかんやで逃げ帰ってくることができたりするのですが、複数のユニットの間に生じる拘束能力(ZOCボンド)は強力でして、これで遮られると問答無用で退却不可、全滅させられてしまいます。
 これによって2つしかない戦車軍の一つがほとんどフルステップの状態から一兵たりとも残さずマップ上から蒸発してしまいました。片腕をもがれたようなものです。

 前回はなんだかんだで捕まっては逃げ、逃げては捕まってのくり返しで、見方を変えればこちらの戦車軍でドイツの装甲軍団を拘束していたといえなくもないのですが、跡形もなく消されてしまったのですから、どうしようもありません。

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 その後もなんとか挽回すべく頑張ってみたのですが、サイの目も振るわなくてソ連軍の攻勢はほぼ頓挫してしまいました。多少の救いは最初にこけた南方がその後は意外に頑張ってなんとか陣地線を突破したことでしょうか。そんなこんなで第4ターンのいちおう序盤は脱したかなという雰囲気になったところで時間にもなったのでゲームを終わらせました。

 さて、翌日は別の方と今度も"Ukraine43"です。リベンジを期してはさらに深いトラウマを刻まれているような気がしなくもないのですが、今度こそ汚名挽回と思いきや、相手の方がソ連軍希望とのことで、まあ、ソ連軍ばかりやっていたので見方を変えるためにもドイツ軍を担当してみました。初期配置は前日とは異なり、フリーセットアップではなくてヒストリカルセットアップ。決められていると逆に悩まなくてすみます。

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 第1ターン、相変わらず手痛い攻撃を受けます。ここから巻き返すのは無理じゃないかと思えるほど、前線はずたぼろにされます。今回、特に痛かったのが最南端アゾフ海沿岸の都市、タガンログを占領されたことでした。ここからは地峡がのびていて防御線を引くのが難しく、どうしても部隊をより多くかき集めなくてはならないからです。

 そんなこんなでしっちゃかめっちゃかな状況でしたが、幸いなことに2ターン以降の攻撃はサイの目がふるわなかったこともあって低調だったため、装甲軍団に戦車を集めて反撃に出ることができました。
 トレンドとしては必ずしも戦車を装甲軍団に集めずに反撃するのが主流になっているみたいで、前日のベテランの方もそういう運用だったのですが、集中させるとさすがに強力でして、攻撃に際しては戦車軍団による1シフト、重戦車大隊(VI号タイガー装備)があればさらに1シフトですから、額面で倍の戦闘力さえそろえれば2:1がそれだけで4:1になり、さらに航空支援も投入すれば最大比率5:1になって攻撃しさえすれば必ず敵を後退させることができます。

 しかし、ここでも好事魔多し。

 第3ターンに戦闘結果EX(相互損害)をくらって重戦車大隊が除去されてケチがつき始め、第4ターンには敵戦車軍を捕捉して攻撃したところ、マグニチュード(戦闘の規模を表すもので両軍の戦力により決定されます)が最大である3の戦闘について、相互損害の結果がでまくって、このターンだけで装甲部隊が4ステップほど吹き飛んだのでした。
 もちろん、敵に相当の損害を与え、2ターンは攻撃が状況に追いこんだのですが、補充能力に劣るドイツ軍は同等の損害を回復するために8ターン必要になってしまうため、やや優勢かと思えた情勢はここで一気に予断を許さなくなったところではありましたが、ここでも時間になったため終わらせて片付けたのでした。

 もっとも、それまではかなり幸運に助けられてきわめて少ない損害しか受けていなかったのですが、ならしてみればほぼ第4ターンまでに被るダメージとしてはまず妥当な感じでして、総じて決して悪くはない情勢だったと思います。

 両日とも第4ターンまでプレイして、開始時の戦線である陣地線をソ連軍がようやく抜ける展開となりました。だいたいこのあたりが序盤といっていいのではないかと思います。
 キャンペーンは全21ターンですから、このペースでプレイしていくと5日以上かかる計算になりますが、ここを抜けると展開が速くなると思うので、サドンデスにならず、最終ターンまでもつれこんだとしても4日あれば終わらせされるのではないでしょうか。
 それでも、2日かけて半分も終わらないわけで、気の長いゲームではあります。

 しかしながら、傑作であることも間違いなく、三連休からこっち、ずっと、ああやっておけばよかったんじゃないかとか、仕事中もそんなことばかり考えています。
 なにをやるにも手順を踏んで準備しておく必要があるのですが、だいたいいざという時になんらの備えもできおらず、なにをやってたんだと過去の自分を責め続けるのですが、だから、こうしておけばよかったんだなどと思うたびに、プレイの上でそれを実地に試したくて仕方のなくなる、実に困った常習性のあるゲームといえるでしょう。

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