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2016年10月09日13:55

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この楽しさ、癖になりそう…

仕事は4日間の日勤を終え、迎えた連休の2日目だった 10/07(金)のこと。
この日は Partner と2人で東京方面へ遊びに出掛けた。
もうもう、朝から素晴らしい好天に恵まれたのが嬉しいぞよ。
台風一過の前日に続いて絶好の行楽日和である。
ん〜、またも私の「晴れ男 Power が炸裂!」ってところかいな? 
身支度を整えたらば、先ずは我が家から最寄駅の JR-E 磯部駅へ…。
 

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通勤・通学の方々で混雑する中、7:49 発、各駅停車の高崎行きがやって来た。
ほほぉ〜、211 系電車かぁ〜。

昔から、JR-E 信越本線は主要幹線からの「お下がり」な電車ばかりで運行されている。
これまでの主力は 115 系に 107 系という電車だったのだが、流石にもう「古過ぎる!」とあって、車両故障による遅延や運休も目立つようになってきた。
そこで高崎線から「お下がり」になった 211 系電車に入れ替えが始まった昨今である。
信越本線では最新型の電車なのだが、またも主要幹線からの「お下がり」に変わり無し…。
とほほ…。
でも、やっぱり 115系電車と比べれば、比べものにならない程に乗り心地が改善されているのを実感させられる 211 系電車なのであった。
そんな「ちょい古い」な電車に揺られ、先ずは高崎へ…。
高崎駅に着いたらば、駅の売店で「鉄道の旅の必需品」を買い込む。
 

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高崎駅からも在来線で移動する。
おぉ! 
これぞ最新型の E233 系電車ではないか。
 

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しかも、近年に開通した「上野東京ライン」で東海道本線へ直通運行される列車である。
 

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当然に、グリーン車に乗車する。
2階建ての1階で車両中央の席を Get It! 
この席こそ、最も揺れも少ない快適な座席なのだよ。
 

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そして、駅の売店で買い込んだ「鉄道の旅の必需品」の出番だ。
早速に「朝 Beer」を楽しむ。
平日の朝からグリーン車で Beer だぜい !? 
 

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くぅ〜〜! 
今年の赤エビも美味い! 
このコクと芳醇な旨味を、平日の朝から、流れる車窓と共に楽しんじゃう。
あぁ〜、なんて贅沢なんだろうか? 
 

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こんなのも売店に有った。
 

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おぉ〜〜! 
これは意外だったぞ。
基本は Pilsner なんだけれど、日本製のコク深い Beer の雰囲気も併せ持つ、独特の味わいが結構に楽しい。
そう、赤エビのようなコクもあるのに、香りと味わいは Pilsner なのだ。
イイね、イイねぇ〜。
こりゃ〜面白くて美味いぞよ。
 

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高崎駅で買い込んだ Beer は早々に蒸発してしまい、コレを車内調達する。
 

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イイよね〜、普通列車のグリーン車は! 
グリーン車だけを車内改札するお姉ちゃんが Beer も売り歩いてくれるんだから…。
それに、この最新型 E233 系電車の「乗り心地の良さ」には驚いた。
前述の 211 系で驚き、その後継車両の E231 系では「おぉ〜〜!」な程に驚いた。
で、その E231 系を更に磨き上げた E233 系電車の「揺れの少なさ」と「快適性」に、私は「驚愕」の驚きを隠せなかったよ。
普通列車なのに、この素晴らしい乗り心地はもう「感動」の領域である。
技術の進歩って〜ヤツは、本当に凄いネ。
この「快適な乗り心地」と「朝 Beer」のお陰で、もう往路から「気分は上々」である。
鉄道の旅は楽しくないとな…。
 

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以前は上野が「終着駅」だったのに、今では「途中の停車駅」と化してみせた「上野東京ライン」という路線に灌漑深い思いの私である。
上野の次は東京。
東京からは東海道本線へそのまんま直通運転。
私がガキんちょだった頃は想像も出来なかった、まさかの「上野東京ライン」が素晴らしいぞ! 
あぁ〜、21世紀だわさ。

在来線なのに、高崎から一度も乗り換える事なく「東京駅」に着くのは感動的だった。
我々は東京から次の停車駅、新橋でこの電車を降りる。
新橋から隣の浜松町までは山手線で移動し、浜松町駅からは徒歩で移動する。
目指すは東京湾の日の出埠頭だ。
 

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JR-E 浜松町駅から徒歩10分程で、日の出埠頭に到着する。
 

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東京湾も素晴らしい晴天だった。
風が気持ちイイ〜! 
空が青いぜ〜! 
 

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何で日の出埠頭に来たのかと言うと、本日は予約していた「東京湾 Lunch Cruise」なんぞを楽しむのだ。
 

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乗船手続きを終え、乗船までの待ち時間は Cruise の格好でコスプレごっこをしたりする。
潮の香り、秋の日差しと爽やかな風、朝 Beer の数々からの酔いも加わって、猛烈に「気分は上々だぜい」な私なのであった。

我々が乗船するのは “SYMPHONY MODERNA”(シンフォニ・モデナ)という、全ての Cabin が Restaurant という客船で、その 1F 〜 4F には大小様々な Cabin を備えているんだそうな。
我々は、その 3F の船首側にある “Polonaise”(ポロネーズ)という Restaurant で食事をいただく。
…という事を乗船手続き後に知った次第である。
乗船の準備が整うと、1F の Cabin の乗客から乗船の案内が始まった。
待つことしばらくで 3F の我々も案内され、素敵なお姉さんに Escort されながら乗船し、“Polonaise” という Cabin へ…。
 

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乗船し、案内された我々の Table へ…。
おぉ〜〜! 
船首でしかも左側と来た。
イイね、イイねぇ〜。
 

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我々の Table から外の眺め…。
ん〜、気分も盛り上がって来たぞ! 
出航は 11:50 とのこと。
食事もソレに合わせて用意されるらしい。
それまでちょいと時間があるので、早速に船内を徘徊してみようぞ。
 

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4F に上がり、Deck に出る。
 

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たまげた…。
4F の Deck では、何故か「葡萄狩り !?」も出来ちゃう…。
ひとふさ ¥500 なんだそうな。
 

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Top Deck(5F)に上がってみた。
 

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正に Tokyo Bay City な眺め。
あぁ〜。
とにかく、この風が気持ちイイ〜。
 

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Cabin に戻れば、料理の準備が整っていた。
この “Polonaise” という Cabin での食事は Buffet Style(日本では何故かバイキングというソレ)だった。
和洋折衷の「広く浅く」なソレである。
まぁ〜、Cruising という雰囲気が Main なので、個々の味わいを期待するのは大きな間違い(場違い?)であると自分に言い聞かせる。
 

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Buffet Style だから、好きなものを好きなだけ…。
とりあえずは「こんな感じ?」で、我々の Lunch Cruise も準備が整う。
 

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Cabin Crew の粋な計らいで記念写真なんぞを…。
 

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“SYMPHONY MODERNA” 号は静かに日の出埠頭を出航し、すぐに Rainbow Bridge を潜り抜けた。
では、いただきましょうかネ。

前述のとおりで、個々の料理の味わいはソレ相応で終始したが、思いの外に Lavel は高かった。
うぉ〜っ !! …と驚き喜ぶようなものではないけれども、無難に美味しいのはありがたい事だ。
彼女は大喜びのご様子…。
ん、それでイイ! 
 

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食後は Top Deck で潮風を楽しむ。
 

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大海原の向こうに白い帆船…。
波も穏やかで気持ちイイぞよ。
 

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羽田空港を離陸した旅客機が右に大旋回しながら高度を上げて行く。
 

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カモメやらウミネコやらが追従してくる、こういう眺めもまた楽しい。
 

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Cabin に戻り、Dessert Time なんぞも…。
紅茶はじっくりと出した Darjeeling Tea を選んだ。
あぁ〜、紅茶の香りを楽しむんだったらば Darjeeling だよ。
気持ちイイ Dessert Time であった。
 

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Top に上がるのが面倒臭くなっちまったので、我々の Cabin(3F)の船首に出てみた。
巨大な Crane が見えてくると、そろそろこの Bay Cruise も終焉である。
 

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おぉ、Rainbow Bridge が見えて来た。
 

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おぉ〜〜! 
船の科学館 !! 
懐かしい〜な〜。
私がガキんちょだったあの頃、この船の科学館の横で開催された、世界最大規模の「宇宙博」に行ったよ。
本物の「月の石」に感激し、500畳という猛烈な Big Screen での映像に酔う…。
群馬からやって来た1人の少年を、もうもう感動に感動させまくってみせた、あの「宇宙博」の会場がこの埋立地だった。
いや〜、懐かしい〜な〜。
今は “Hilton Tokyo Odaiba” と「ゴミ TV 放送局」が立ち並ぶ…。
 

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おっ !? 
イイね、イイねぇ〜。
左には「Tokyo Tower」が、右には「Tokyo Sky Tree」が揃い踏みではないか。
その両端を Rainbow Bridge が繋ぐというこの眺めは、まさに「東京湾の船から…」でなければ望めない眺めであろう。
 

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この Rainbow Bridge を潜れば、船は日の出埠頭に接岸し、楽しかった Lunch Cruise も終わる。
眺めの変化に富んだ東京湾を、船旅気分で Lunch も楽しめちゃう。
ん〜、たまにはこういうのもイイもんだ〜ネ。
Partner は「ねぇ〜ねぇ〜、今度はいつにする…?」だそうな。
やれやれ…。

日の出埠頭からは往路を戻る格好で我が家へと戻る。
銀座にも足を運びたかったのだが、Rio. での Medalist な皆さんの Parade で(観衆は80万人という?)大混雑と聞き、銀ブラを諦めた。
JR-E 浜松町駅から山手線で先ずは新橋駅へ…。
 

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日本の鉄道の発祥地、新橋! 
と言っても、正確には現在の場所の新橋駅ではないのだが…。
明治5年、1872年10月14日に、新橋駅(後の汐留貨物駅)と横浜駅(現在の桜木町駅)との間に、日本初の鉄道が開業した。
これを記念して 10/14 は「鉄道の日」としている。
大正3年、1914年に新設された現在の東京駅へ旅客 Terminal Station の機能を移行されると、当時の新橋駅は旅客営業が廃止されて貨物駅(汐留貨物駅)となり、近くの鳥森駅が(2代目の)新橋駅に改称され、今日に至る。
そんな(現在の)新橋駅に、高崎線へ乗り入れる普通列車が入線して来た。
往路は最新型の E233 系電車だったが、やって来たのは E231系電車だった。

ココは日本の鉄道の発祥地、新橋! 
その新橋から群馬の高崎まで、乗り換え無しで移動出来ちゃう…。
ん〜、やっぱり21世紀だわさ。
 

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もちろん、グリーン車に乗って帰る。
 

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復路も Beer は欠かせないのだよ。
席に座ったまんま、車内改札のお姉ちゃんに頼めば「このとおり」なんだから、嬉しいよネ。
下手に新幹線に乗るよりも「快適」だったりする。
あぁ〜、極楽極楽…。

でも、往路で乗った E233 系電車とは乗り心地が異なった。
E233 系と比べてしまうと、明らかにこの E231 系に「古さ」を意識させられる「細かい揺れ」を感じる。
ん〜。
やっぱり、鉄道車両の乗り心地と快適性って〜のは「最新型が最良」である事を改めて思い知らされた次第である。

新橋を 14:35 発の各駅停車は、終点の高崎へ 16:41 着の定刻どおりに到着した。
信越本線の横川行きとの接続は「わずかの1分 !?」だったが、同じ乗り場の向かい側だったので難なく乗り換えられた。
わずかの1分で乗り換えだ〜なんて、新幹線だったらば絶対に無理だわさ…。

信越本線の横川行きは 107 系電車だった。
私がガキんちょだった頃、上野発の「急行列車」が沢山あったのが懐かしい。
その「急行」の多くが 165 系電車で運行されていたのだが、後にその全てが「特急」に格上げされ、165 系電車は余剰車両になってしまった。
で、その古い 165 系は全て廃車になるのかと思いきや、なんと普通列車向けに大改造して 107 系に Remake され、JR-E の Local Line に充当されて今日に至る。
同世代の普通列車専用だった 115 系電車に比べれば、Base は優等列車だった(急行向けの)165 系とあって、乗り心地は 115 系よりも優れていた。
けれども、いかんせん、この私がガキんちょだった昭和40年代から存在する車両(が Base)である。
その比較対象が「115 系と比べれば…」というのがまた、悲しい…。
ん〜。
往路の最初に乗車した 211 系電車に「入れ替え」が進むのも当然の成り行きであろう。
言い換えれば、近い将来に信越本線からも 115 系と 107 系が消えてしまう。
んっ…? 
揺れが多くて乗り心地が悪い! …と文句を言われ、年老いても未だに現役で頑張る彼らを、近い将来「目にする事も無くなってしまう」のか…? 
ん〜。
何とも哀愁と感慨深い、信越本線の電車である。
 

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定刻どおりに、信越本線の横川行きは我が家の最寄駅「磯部」に到着した。
湘南 Collar だった、かつての花形車両の「急行型」だった 165 系の面影は全く無い、この 107 系電車…。
そんな 107 系が発着する「いつもの日常的な眺め」が、近い将来には目に出来なくなってしまう可能性が「大」のようだ。
 

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磯部駅を去り行く 107 系電車に、妙な哀愁を禁じえない、Sentimental な私なのであった。

ん〜。
素晴らしい平日の休暇だったよ。
東京湾を巡る Lunch Cruise って〜のは思っていた以上に楽しかった。
加えて、国鉄の頃から親しんでいた「路線」と「車両」の変化を「これでもかぁ〜っ!」なくらいに思い知らされ、片や「最新こそ最良」と、片や「慣れ親しんだものが消えていく」という現実の「はざま」が正に「今」なんだと思い知らされた、猛烈に有意義な鉄道の旅にも到った本日であった。
有意義な1日で、もう、言うことなし。

平日の朝の Rush Hour から、遠慮なく Beer を飲み飲みで東京へ…。
この楽しさ、癖になりそうだわさ…。
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