猫が飼える人・・・と　そうでない人・・・

わしよ〜

最近このようなことに
思い至るようになったんじゃけどよ〜

人間は単純にふたつのタイプに分類できると
思うんじゃ〜

それはよ〜

猫が飼える人・・・

と

そうでない人・・・

さ〜


ある猫好きのわしの友人が語るところによると

犬は飼うことができるけど
猫は飼えないという人は割と多いけど

猫を飼える人は
犬も飼えるし
生き物全部に愛情をもてる人が多いのだそうな・・・

（そうかもしれんなぁ・・・）

わしの親族や知り合いの中に
猫を飼っている家はなかったので
猫が居る風景というものはほとんど知らなかったのだが・・

今はワシは訪問診療もやっているので
犬や猫を飼っている家にも訪問することがある・・・

なるほど猫はこういう可愛さをもっているのかと
初めて気づかされることも多いんじゃ〜

ある人はこんなことも言っていた
「人間は猫に選んでもらえなければ猫を飼うことはできない。」

（なるほどそうなのか・・）と思う・・


ワシは犬や猫の可愛さは十分理解しているつもりではいる。
だけど犬や猫を飼える人ではない。

それらの動物を飼える人は
飼えるだけの　SOMETHING　をもっている。
わしにはそれがないと自覚しているんじゃ。


さきほど「猫にえらんでもらえなければ・・・」
と言った人のうちでは
３匹の美猫が居て
窓の隙間から自由に外と内を行き来している。
昭和のままの猫の飼い方なのである。
「○〇ちゃんは最近盛りがついて帰ってこなくなった・・」

「〇太郎は最近よそのうちで飼われているようだ・・」

「〇太郎のお母さんが〇〇ちゃんで　お父さんは近所の野良猫・・」

ここの猫たちは狩りの名手で
蝶や　バッタ　トカゲ　スズメ　燕までも
次々にハンティングしては家の中に持ち込んで
遊んで殺してしまう・・
その時の猫たちは本当に生き生きとしていて
可愛らしくも見える。

飼い主はこれらの死骸をせっせと片づけなければならないサ・・・

犬を飼っている人の中には
躾をしたり訓練したり、服を着させたりして
犬を自分の思うとおりにしたい人が多いように思うんだが・・

その人などは
猫をありのままに受け入れている・・・

服を着せられているワンコはよくみるけど
服をきさせられているニャンコは見ない。

リードをつけて散歩している犬は
当たり前の光景だけど

リードをつけて散歩しているニャンコを見ることはない・・・

猫は自由で　誇り高い生き物なのかも


こんだけみていると

相手を許す度量の広さでは

猫を飼える人のほうに軍配は挙がりそうに思うんだゼ〜



でも案外　単純に　猫好き　というだけかもしれないが・・・