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2016年09月08日19:58

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今月は上原ひろみのピアノ勝負その1

日曜のつづき
巣鴨での落語会がハネたら、地下鉄で有楽町へ。
日比谷駅から地下をそのまま通過し国際フォーラムへ。
あとで知ったことに国際フォーラムの会場のそとに野外ステージが組まれ
そこでもフリーライヴやってたのね。
ナベサダさんとかも出ていたらしい。
地下を通るとまるきしわからんかった。

15th 東京JAZZ 2016 "Jazz is Here" @ 東京国際フォーラム

9月の時期の初秋というよりも残暑の風物詩として定着した東京JAZZ.。
2004年のTOTOが出演したとき以来なので12年ぶりの参戦ですが、
そのときは会場は東京ビッグサイトでものすご〜〜〜〜く音響悪かった印象ばかり記憶に残ってましたが、さすがに国際フォーラムは音はなかなかよかったです。

この日のプログラムはまず日本人の若手のfox capture plan。
基本はピアノトリオだが、ときにdrum'n bassなどを取り入れて今風の音である。
どちらかというとヴォーカルのないロックといった感もあり、その辺がジャズとロックの垣根を取っ払ったいわゆるドライヴ感のあるクロスオーヴァーな音で面白い。
ただどっかで聞いたことのあるものばかりという印象もあり、オリジナリティの追求も少しあるといいのかも。

お次はケニー・バロン・トリオ。
一転してオーソドックスなジャズであり、なんかホッと安心する音でもある。
途中からゲスト・ヴォーカルとしてグレッチェン・パーラトが参加。
こちらも正統派ジャズ・ヴォーカルといった感で安心感のある音でした。

トリは上原ひろみ。
本来はおなじみな「ゆかいな仲間たち」ことアンソニー・ジャクソンとサイモン・フィリップスとのトリオで春先に出した新アルバムの曲のお披露目の予定だったのだろうが、お二方とも体調不良とのことで、この夏のひろみちゃんのアジアツアーや、夏フェス関連はすべて欠席となりました。(秋のツアーは大丈夫なのかな?)
そんなわけで急遽ピンチヒッターとしてミシェル・カミロがこの日1日だけのために来日し、共演となりました。
急場しのぎでのステージにも関わらず、以前から何度も共演しているためものすごく息の合ったピアノで小気味よく、ともすれば一台のピアノのような印象すら感じる。
お互いの引き出しの大きさを十分知っているためか、ユニゾンで合わせたり、アドリブの応酬もあったりとくずれることなく面白い。
盛り上がる曲、しっとりと聴かせる曲と剛柔それぞれのレパートリーどちらもずれることなく聴かせるものがあり素晴らしかった。
終盤にはひさびさにひろみちゃんの"Dancando No Paraiso "で会場中のヴォルテージが上がっていき、フィニッシュの瞬間みな思わずスタンディングとなるほどの熱演ぶり。
とても急場しのぎとは思えないステージでした。


今月はもう一回ひろみちゃんと別のピアニストとの共演もあり、そちらも楽しみ





1. Tropical Jam
2. Caravan
3. Two Much Love Theme
4. Take The A Train
5. Dancando No Paraiso
---Encore---
6. Place To Be

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