mixiユーザー(id:1673188)

2016年08月23日11:11

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ヤキトリ屋あるじ、烏を救わんと欲す。

やあ、朝から暑いねえ。などと向かいのヤキトリ屋のオヤジに声をかけたら、こないだまで4日ほど怪我して飛べない烏を飼ってたんだという。鳥じゃなくて一本足らない烏(カラス)だからね。
まあ、普段鳥の肉で商売してるから情がわいたか。もっとも飲み屋のヤキトリは往々にしてブタだったりもするが。

店の前に落ちてもがいてたらしいんだが、憐れに思った店主は拾ってエサを食わせて養生させようと思った。しかし、状況が改善しないので保健所や動物園!に電話をしてみたが、カラスやハトは扱ってないとのこと。どうしたらいいんだ。棄てろと言うのかと保健所に言ったら、そうしてください。基本、元から手は触れない方がいいのです。と言われて、近所の空き地に捨ててきたそうだ。

調べてみると、環境局自然環境部という都庁の中にある…東京の場合だが…組織が扱っているのだが、カラスに関しては駆除に関するコンテンツしかない。
例えば「カラスのヒナが落ちてたらどうしたらいいですか」と言うQ&AのAも「そのまま放置してください。邪魔になるようでしたらその場所の管理者へ連絡を。」と…愛のかけらも無いお言葉。

ちなみに管理者とは敷地の所有者、道路だったらそれが国道なのか市道なのかでかわる。
巣やヒナなどは全て撤去することになってる。これは明記してないが殺して廃棄していると思われる。殺しているかどうかは、作業者の情けによるのであろう。命を思う心があれば生殺しにせず、命を絶ってやってると思うんだが…

無論、カラスやハトは…地域によってはウミネコなどを含む「害鳥」は駆除の対象になっており、片方で駆除して片方で保護するというのは矛盾しちゃうのでできないだろうけど。

命を助ける行為は褒められるが、命を絶つコトが必要とは言えそれを繰り返す職務の人が特別に尊敬されるようなコトも無いだろう。
むしろ感情的な愛護団体あたりから責められそう。w
カラスの巣や雛や成鳥が、命を絶たれている現実を一般市民の目から隠して、気分良く生活していただくコトを重視しているのだと思われる。
しかしカラスが増えてしまうのは、ゴミの不始末も含め人間環境の問題が多くを占め、結果増えてしまった命を絶つのは人間の都合による。
これらを自らの問題と考えるコトを嫌い、嫌なコトを他人に押しつけてそれを知らないコトにしておくことを続ければ、その問題一つも片づかない。とも思える。

最近、熊の被害が都市部でもおきつつある。クマは人を殺さない場合は捕獲して近くの山に放すという処置がされている。元のすみかに帰れと言うコトなんだろう。カラスには帰る場所も無いようだ。
動物愛護などというコトを頭ごなしに押しつける前に、もう少しいろいろ学んでおくコトが必要な気がする。

まあ、ヤキトリ屋のオヤジも軒先にカラスが巣を作ったら駆除を要請すると思うし。w
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