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2016年08月17日17:55

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私学助成

私学に国が助成を行うコトは憲法上の疑念がある。…この論争は結論が出てるワケで無い。
と同時に私学が公共の資金を受けることは独立性を失うコトにも繋がる。

戦前は私学に対する助成はほとんど無かったが、私学の教育内容に対する監視および指示は厳しかった。
戦後になって、これを改めて教育内容への個々の干渉を減らし、助成を増やす方向へ舵をきった。

政府がこれを進めているのは、その方がひとつひとつ監視し、指導するよりリーズナブルだからである。現実に私学は独自性を失い、独特の教育をするところは減ってしまった。
無言の圧力すら無くても、経営の柱を握られているトコロへはスリ手をして笑顔を振りまくのである。
どうやったらもっと気に入ってもらえるかしか考えなくなっている。

現状、この問題について私学を運営する側は「もっとちょうだい。もっともっと〜」と言うばかりで、何も問題を感じていない。
まあ、憲法に違反してようが、誰も文句を言わないワケなのでどうしようもないか。w

なお、現在国立大学は国立大学法人という私学になっているので、そういうトコロと体質的にあまり変わらない。

■私立小中学校の授業料、最大14万円補助 文科省が検討
(朝日新聞デジタル - 08月17日 08:22)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4146749
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