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2016年08月14日18:33

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国立西洋美術館

企画展「聖なるもの、俗なるもの メッケネムとドイツ初期銅版画」をみてきた。

イスラエル・ファン・メッケネム(c.1445-1503)

今日は、そんなには暑くなく、世の中はだいたい休みなので空いてるだろうと…
いや、そういう時こそ東京の観光地は混んでいるのは分かっているけれど。w

銅版画はなかなか渋くて良い。ただ少々小さくて細かいので老眼鏡をかけないと見えないし、モノによってはそれでも見えず、モノキュラーを必要とする。聖書関連の題材も多く楽しめた。

ただ…世界遺産の件で多数の観光客が来てて、中国人を含む外国人も多い。
それはいいんだが、夏休みのせいで子供も来ていたが、ちょっと子供には退屈かな…
企画展の方は何しろ地味な企画なので、そう混んでは居ないが建物を見に来たついでの客で常設展が満員御礼状態に。あんなに混んでる常設展を見たのは初めてだ。(^_^)

ちなみに当日券だと、企画展は\1000で、中学生以下は無料。常設展は\430だ。18歳以下と65歳以上は無料。子供が多いのはそのせいか…

それにしても西洋美術館も人が悪い。この頃世界遺産になる可能性はあったんだから、もうちょっと素人受けするような派手な企画展をやれば良かったのに。w

常設展の方で、ル・コルビュジエ関係の展示はありました。

銅版画というのがどうして作られるようになったかと言う説明があったのだが、それによると最初は金細工師が金細工をした加工品の拓本を取る目的で始めたという。

銅版画…と言ってもいろいろあるのだが、金細工をするように金属板の表面を掘って溝をつくり、そこにインクを塗って拭き取り、溝の中にのみ残す。それを圧力をかけて紙に転写する。
これがエングルーピング(彫金)というが、これとタガネのような鋭い工具で金属の表面に傷をつけそこにインクを塗るという技法がある。これがドライポイント。ドライポイントは作るのが楽だが耐久性に乏しい。インクの溜まりができやすく、そこがにじんで太い線が見えるが表現技法に取り入れられてるので善し悪し。…今回の初期銅版画はここまでだ。

これ以降、酸を使うエッチングとか油が水をはじくコトを利用したリトグラフとかもっと高度な技法が出てくる。リトグラフは銅版画でないか。w

本日の走行距離は上野に行って帰ってきただけ…とは言っても帰り道ちょっと適当に道を選んで、東大の裏、本郷、弥生(弥生時代の名の謂われ)、小石川、巣鴨、大塚、雑司ヶ谷、池袋あたりの裏道を選んで帰る。w
ナビを見ながら適当に。

距離は39キロ。最高速度は34キロ。このリカンベントはこれ以上は余程道が良くないと危ないな…それほどには暑く無かったとは言え、行きにペットボトルのお茶一本、帰りにポカリスエット一本消費。美術館に到着したとき足に痛みを感じ、タブレットでミネラル補給。食事は無し。
水スプレーを200cc程消費。



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