依頼「私の功夫マスターを探して」

空手の練習で“組手”というものがある。

実践を想定した、相手と技を出し合う練習方法で柔道だと乱取りとも呼ぶ。

なんでも、一人で修業をしていると、おのずと限界が生じてしまうのだそうだ。

相手に自分の全力をぶつけることで、逆に自分自身のことが良く見えてくるのだという。

そこで気付いた良い点、悪い点などを踏まえたうえでまた練習を積み重ねると、さらなる上達が見込めるとのことだ。


ラジオでこの話を聞いていたのだけれど、実は、この話自体は枕で、続きの話題があった。

「組手の相手が居なくても一人でも上達できる分野や技術もある。それは日記だ」

ガビーン


アワワワワ、ヤバイよ、ヤバイよ、気付けばもう６年以上も週一エッセイを続けちゃってるよ。

ぜんぜん上達してねーですわ。

だらだらとただ書きタレてるだけだから、厳密には独学とも言えない状態ですわ。

もちろん上達を望んで、意識はしているのだが、もうちょっと気合入れないと稽古にならないのかもしれない。


オリンピックのいろんな試合を見ていると、いろんな人が勝ったり負けたりしているけれど、勝敗はどうあれ、あそこまで到達するまでの修練って半端ないんだろうなぁ。

五輪とミクシィを並べて考えるのは次元が違いすぎると思うが、なんつーか、もう少し（何事も）修業をせねばと焦ってしまった。

続けようエッセイ。そして面白くなれ俺。