インスタント冷やし麺もの

　今朝もちょっとだけであるが雨が降る。
　けれども、その中を仕事場に向かっていたので、今日も不機嫌な一日を過ごすのかと諦めていた。
　けれども、雨はすぐに止んでくれたので、喜んでしまった。
　しかも、通勤中の雨で、昨日のように靴が濡れるということがなかったのも、嬉しかった。

　就業時間ではあるが、ある清掃員が休憩と称して食事を取っていた。
　ここは、仕事をちゃんとやっていれば何も言わないといういい所がある。
　その人は冷やしたぬきうどんというインスタント物を食べていた。
　冷やしなので、汁が入っていて冷たい物である。
　これは、インスタントの焼きそばのように、一度、お湯で麺を柔らかくし、その後、冷たい水を粉スープと一緒に混ぜて、完成させるものであった。
　入れる冷たい水なのだが、多分、ペットボトルの水を入れるもののようであるが、食べていた人が普通の水道の水を使用して食べていた。
　それを見たオイラは、なぜか、水道の水を使ったということで美味しくないんじゃないのか、と思ってしまった。
　どうも水道の水は全部が全部綺麗というイメージを持っていないからである。

　食べた人に、美味しかったかと尋ねたら、良かったという返事をもらうのであった。
　その言葉には嘘を感じるものがなかったが、どうしても美味しそうには思えなかった。
　ちなみに、冷やしラーメンというのもあるのだが、それも水道の水を使うのであれば、美味しくないような気がするのであった。
　インスタント系の麺ものは熱いお湯で食べるのがベストだと思う。

　お昼は、近くの弁当屋でチャーハン弁当を買うのであった。
　ところが、このお店、チャーハンを食べるためのスプーンが用意されてなく、はしで食べることになった。
　当然のことながら、とても取りづらく、取れてもボロボロとお米が落ちていた。
　でも、チャーシューは入っていたので、それが美味しさの印象を強く持たせてくれていた。