夢のような15分だったに違いない。

大分の甲子園練習に女子マネ　15分後に関係者制止
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　…たぶん関係者も女の子とはわかっていたが、しばらくは聞けなかったのだろう。こういう男の子だっているからね。

　しかしこの監督は勇気のある人だ。今まで前例がないことを、規則がわかっていてもそうでなくても、初めて行った人なのだから。相撲は完全な女人禁制であると言い切っているが、野球はグラウンドに女性が立つこともある。セレモニーの際の演奏者や始球式などである。それが許されて真剣に野球に取り組んできた人を「危ない」と追い出す。おかしい。壇蜜は永久追放だぞそれなら。違う意味で「危ない」。

　それではよく小さな子が始球式で投げたりしてるけど、あれは危なくないのか？始球式でもバットは振るし、そのバットがすっぽ抜けたりたまたまボールに当たったりして飛んでこないとも限らない。

　何より危ないなら、そんな競技はするな。

　言葉だけを考えると、女の子には危ないから参加させないというなら、男は死んでもかまわないということだよな。あと言葉を端折ると、「男の中に、女がいると、危ない。」…うわー、なんか卑猥な感じしますねー。ともとれる。

　今回のことでしばらくは女の子はグラウンドに入ることはなくなるだろう。いずれは規制が変わって、ノックの際のボールボーイいやボールガールくらいはいいということになってくるかもだが、それでも、

女の子が誰も入ったことのない、甲子園での15分は、とても素敵な時間だっただろう。得したね。