寝ている間に襲われたら、ほぼ抵抗できないよね。
というわけで、今朝の夢の中から。
夢の中なので、何でそうなったのかとかは全然わかりませんが、
とにかく来週ヒューストンに行かなければならない予定になっていて
(ヒューストンには実際に行ったことはありません。)
とても、忙しい感じの夢。
そんな夢の中で、襲われて、頸動脈切られたら、、、、、
血圧が下がって何も感じなくなる、というケースがほとんどかもしれませんが、
傷が浅いと、じわじわ来るのでしょう。
夢が、とても苦しい夢になり、息も出来ず、のども乾いて、死んでいく。
そんな状態になるのでしょうか?
不幸にして殺されてしまった人たちのご冥福をお祈りしたいところですが、
そんなにつらい最後で、ご冥福もあったものではない、
と感じずにはいられないです。
人はいつかは死んでしまう。
このことは、まぎれもない事実ですが、
自分の意に反して生命を絶たれるのは、人間の尊厳を無視した行為ですし、
生きている間は、多少・あるいはものすごく辛いことがあったとしても、
何か小さな希望や楽しみを持っているものでしょう。
これは、どんなに深い病人でも・障碍を持っている人でも、
その命を誰もが侵すことはできないし、
生きるために本人の努力は必要ですが、周りのサポートが大事だという社会的な責任の中で
私たちは一緒に生きていくコミュニティーを持っています。
一言で言えば、「命の尊厳」 ということでしょうが、
当事者の気持ち
周囲でサポートしている人の気持ち
そうした、「人間の心」 って、少し考えればわかるものだと思うのですが、
どうも、今の日本の社会には少なからずそうした思いを馳せることができない人がいるようです。
よしんば、そのような人がいても、人の生命を奪ってはいけない、というルールは何にも優先して守らなければならないものだ、という言葉だけでも徹底できなかったのか?
今回の事件は、そうなるかもしれない、という予兆がある中で、防ぐことができなかったようですし、状況的に殺人予備罪を適用して身柄を確保することは可能だったかもしれません。
人を殺める前に、どんな考えの者でも人の命を奪ったりしてはならない、と説得できるチャンスはあったろうに感じてならないです。
そういうことを説教すると、
じゃあ、戦争はどうなんだ!
と、反論しますよね。
戦争はだめですよ。
ダメだって!
だからと言って、戦争をしている人を殺しても良いのか?
それもダメだって!
ちゃんと話し合って、分かり合えるまで説得を続ける。
これが民主主義の基本、と教えなければなりませんが、、、、
中学生に
「どんな罪を犯した人にでも更生のチャンスを与えなければならない」
と、言ったら
「それって、仮出所ってことですか?」
いや、そうではないし。
短い時間で説明するのは難しいです。
このような倫理的な話を理解していくためには、何冊も本を読んで、適当なディスカッションも重ねないと通常は理解できないものです。
ツイートぐらいで納得するものではないです。
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相模原、就寝中逃げる間なく
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4116529
◇司法解剖 19人死因は刃物で刺された失血で
相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」の殺傷事件で、亡くなった19人の入所者はいずれも刃物で刺されたことによる失血が死因で、うち17人は首の傷が致命傷となっていたことが司法解剖の結果、判明した。重軽傷を負った入所者24人も、刃物で複数回にわたって切りつけられたとみられ、植松聖(さとし)容疑者(26)=殺人容疑で送検=が強い殺意をもって事件を起こした疑いが改めて浮き彫りになった。調べに対し、植松容疑者は障害者を差別するような供述をしているとされ、神奈川県警は詳しい動機を追及している。
県警によると、28日までの司法解剖の結果、亡くなった19人のうち26〜70歳の男女17人は首の傷が致命傷になっていた。19歳の女性は腹部、40歳の女性は背中の傷がそれぞれ致命傷だった。すべての遺体に複数の刺し傷があった。ほとんどがベッド上で倒れている状態で見つかっており、就寝中に逃げる間もなく襲われた可能性が高い。
負傷した入所者24人も同様に、首や胸などに複数の刺し傷があった。一方、負傷した職員2人には刃物による傷はなかった。
植松容疑者は県警の調べに「障害者なんていなくなればいいと思った」「意思の疎通のできない人を刺した」など障害者への差別的な供述をしているという。
県警や同園によると、植松容疑者は26日午前2時ごろ、東側居住棟1階の窓ガラスを割って侵入し、西側居住棟1階と2階を移動して約50分後に施設を出た。この間、当直職員を結束バンドで施設内の手すりなどに縛りつけた上で、次々と居室に入り、入所者を刃物で襲ったとみられる。容疑者が出頭時に持参していたかばんや施設内からは、包丁とナイフ計5本が押収され、いずれも血痕が付着していた。これらが事件に使われたとみられる。
園によると、植松容疑者は今年2月に言動が変わり、「障害者は死んだほうがいい」「安楽死させるべきだ」などと話すようになった。同月に衆院議長公邸に持参した手紙には、「私は障害者総勢470名を抹殺することができます」などと書かれ、「職員の少ない夜勤に決行」「職員は結束バンドで身動きをとれなくする」などと記載されていた。事件はほぼ手紙の内容通りに実行された可能性があり、県警は経緯を調べている。【村上尊一】
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