これは「叩く対象」かそうでないかマスコミ各メディアおよび、ゲームをしないネット住民がそれぞれ判定しようとしている感じがある。
従来のジャンル分けで言えば、大人はゲームを叩く側でメディアは発信側も受信側も大人に支配されていたから、テレビでは新しいモノはとりあえず叩くのがスジだった。
しかし、生まれた時からテレビがあった世代、インターネット(パソコン)、携帯電話、ゲーム機(携帯ゲーム機)、スマホなどそれぞれ後の出生になるにつれ得られる情報範囲と価値観が変化してって…
それに伴い常識も変わった。変化が大きかった世代間では常識のすりあわせが最終的にできず、断絶された世代もある。
それぞれのメディアの影響力も異なり、それの経済的な部分による社会的価値も世論形成に影響している。
インタラクティブな要素を持つゲームはインターネット以降の産物だが、コンピュータ上で行うゲームそのものはコンピュータの最初からある。
そういう意味でPCゲームが生まれた時にすでにあった世代は45歳以下であって総人口の60%くらいを占める。インターネット以降だと25歳以下で30%くらいかな。
つまり、自分の人生観、価値観に照らしてゲームが許容される人口は全体の6割。
無論、個人的にゲームを嫌っている人や、45歳以上でもゲームを楽しむ人もある。
ただ、世論形成では年功序列的な発想が残ってて未だに年齢が上なだけの人間の意見が尊重される傾向がある。従って、世の中の意見の半分ぐらいはゲームに否定的な発想を原点としていておかしくない。
ただ、任天堂の株が倍になり、それに乗っただけの日本マクドナルドの株が持ち直すと言う点を見ても、ゲームを苦々しい存在とし徹底的に叩くという行為が経済界から容認されるはずもない。
ネットでは、どこかで徹底的に叩き、どこかで持ち上げまくると言うコトが可能であるが、テレビの収益構造では意見が結果的に統一されてしまう傾向があり、テレビを見る世代がやや高齢に偏っているコトも影響して批判的な方向に行ってるかなと言う気もする。
ワシ(アラ還)は今、ドラクエ10をやってるんだが、いろいろオンラインゲームをやってみてコレが割とやりやすいのはほぼ完全なソロプレイが可能であるためであった。自分は個人主義なのでそうなのかと思っていたが、そう考えてみると若いつもりでもネット世代とは異なる感性ができあがってしまっているのかもしれない。機能的にサービス側とさえ繋がっていれば特に他のプレイヤーを必要としていない自分があるが、そういうのはネット世代以降は少数派なのかも…と、この騒ぎを見ていて思うのだ。
…テレビ以前のメディアもあって、ラジオとか新聞とかもそれぞれの世代の価値観を内包している。
とは言え、現実的に日刊の新聞が日本で最初に発行されてから、146年なのでそれ以前に生まれた生きている人間は居ない。
ラジオ(公衆放送として)が無かった世代は現在90歳を越えていて、国民の1.2%を占める。
逆に言うと国民の99%は生まれた時からラジオはあった。
■【ポケモンGO】京都御所の警報機鳴らす、熊本城では禁止区域に… 出雲大社は締め出しへ 「ゲームが悪いわけではないが…」
(産経新聞 - 07月22日 21:38)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=3&from=diary&id=4106772
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