フレッシュプリキュア！

夏風邪ひいて熱に浮かされながら見た東京MXの再放送「フレッシュプリキュア！」の40話が、すげぇ面白かった。

フレッシュはDVDで全話持ってるけど、再放送で毎週、きちんと見ると、その打率の高さと言うか、平均点の高さに感心するな！


何回も書いてる通り、フレッシュは「ご町内ヒーロー」要素が強くて、家族や商店街の人たちとの交流が多いのですが。


この40話は、フレッシュプリキュアの育ててる赤ちゃん妖精、シフォンを狙って。


敵の管理国家ラビリンスの熟女幹部ノーザ様(エロい)が、ヒロインのラブちゃんのお母さんを、怪人と取り替えちゃう話。


で、ラブちゃん家には、敵の管理国家ラビリンスから寝返った、追加プリキュア、キュアパッションこと、せつな(せっちゃん)が居候してんだけど。


元ラビリンスだからか、せっちゃんは先に、お母さんがおかしい、と気づいちゃう訳ですよ。


で、せっちゃんが、お母さんに化けた怪人と摑み合いしてると、ラブちゃんが来て「ちょっと、せつな、何してんの！」と怒る訳。


ここで、せつなが、「こいつはラビリンスよ！」と言えば良かったのに、「こいつなんかお母さんじゃない！」と言っちゃって、ラブちゃんが「ひどいよ！お母さんは、せつなを実の娘みたいに思ってるのに！」と逆ギレしちゃう。


ちょっと「せっちゃん、もっと上手く説明すればいいのに」というモヤモヤは残るけど、一応、せつなには「無口で不器用」というキャラ付けがあるのでギリギリセーフ。


そして「お母さんが偽物と気づいている、せつな」「せつなに正体がバレたと気付いてる、お母さんに化けた怪人」「お母さんを信じて疑わないラブ」が、一つ屋根の下で生活するという、胃がキリキリするドラマが展開されるのです。


イケてるー。


まるで「帰ってきたウルトラマン」の傑作「悪魔と天使の間に」の様だ！→誉めすぎ


ただ、郷さんには味方がいませんでしたが、せっちゃんには、他の2人のプリキュア仲間がいるので。

彼女たちと、本当のお母さんを探し出す。
(この本物のお母さんが隠されてる場所が、またイケてるのだが、ネタバレのため書きません)


一方その頃、せっちゃんを信じるラブも、偽お母さんにブラフをかけて正体を見破る。


「せつな、ごめん！」「いいの、そんな事！」と男らしく和解したフレッシュプリキュアの4人は、歴代プリキュア史上、最もカッコいい技の一つ(外人的表現)、「ラッキークローバー・グランドフィナーレ」で偽お母さんを、仕留める。
(お母さんに化けてた怪人が結構強く、バトルが長いのもポイント)


無事、戻ってきた、本物のお母さんに、今まで「おばさま」と呼んでいた、せっちゃんが、初めて「お母さん」と呼びかけてエンド。

やっぱフレッシュプリキュア！は侮れないよな！