今日は、プリキュアオールスターズの他にも色々と見た
ウルトラマンレオの2クール目突入あたり。
レオ初期の「特訓編」は「失敗だった」イメージが強いが、さすがにこの頃になると、制作陣やシナリオも慣れてきたのか、なかなか傑作揃い。
ウルトラマンレオ13話
「大爆発!捨て身の宇宙人ふたり」
透明宇宙人バイブ星人が、ゲンに殺人の濡れ衣を着せまくる。
ゲンにこれ以上、濡れ衣を着せない様に、ダン隊長は自分の命と引き換えに、星人を倒す決意をする。
レオが視聴率的に苦戦していた時期の作品だが、ゲンとダンに師弟の絆が芽生えた頃の話なので見応えがある。
ちなみに、この話は、レオが星人に特攻したダンを救う為だけに変身し、星人を倒さない珍しい回。
等身大の星人がフラフラやって来ると、「星人だ!やっちまえ」と言う工事現場のおっちゃんたちが勇ましい。
ちなみに、バイブ星人は体を細かく振動させて姿を消すのだが、名前がネタバレですねw
ウルトラマンレオ14話
「必殺拳!嵐を呼ぶ少年」
怪獣アンタレスが少年の姿になり、レオを挑発する為に空手の道場破りに来る。
ここで、きちんとした長めの立ち回りを見せる辺り、レオの格闘路線の本気度が伺える。
少年とダンがすれ違う瞬間、互いを宇宙人だと気付くのが格好いい。
前話もだが「ウルトラマンしか知りえない秘密」を、ゲンだけでなくダンも共有しているのがいい。
最後、怪獣の正体を現したアンタレスが、レオに切断された自分の首を持って歩く断末魔がイカしてる。
ウルトラマンレオ15話
「くらやみ殺法!闘魂の一撃」
これはかなり面白い話だなあ!
分身宇宙人に手を焼くMAC。
しかし空手家 津山だけは「星人は一体しかいない」と言い切る。
星人を倒す為、ゲンに津山に弟子入りする様に命ずるダンだが、津山と百子さんが親しげにしてるのを嫉妬たゲンは…。
なぜ、津山にだけ星人の分身が効かないのか、視聴者には番組後半まで伏せているのが上手い。
津山と百子さんが親しい理由がラストでわかるなど、かなり凝ったシナリオ。
この頃のレオは、等身大の星人とMAC隊員の立ち回りが多く、円谷の「まあ、仮面ライダーくらいの事は、ウチでも出来ますよ」というプライドが感じられる。
星人との格闘に備え、初期MAC隊員の役者さんは動ける人で固めたらしいが、イマイチ生かされなかったのが惜しい。
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