さばの半身焼き、しらす、ご飯、みそ汁、お新香
疲れた…。
今の仕事を、『たい焼き』に例えるならば
私は鯛焼きの焼き型職人の作った焼き型をチェックする役割なのですが
上がって来る焼き型の数々が、およそ鯛と呼べるものではなく
目の形がフニャフニャだったり、ウロコの並びがガタガタだったり
背ビレに力が無く、しっぽの形も歪んでるようなものが多く…
ひょっとしたら、鯛焼きの焼き型を作る職人にもかかわらず
鯛というものを知らない、見たことない人が作ってるのでは…
いや、鯛を見たことがなくても、鯛焼きのサンプル…
お手本すら見ないで、うろおぼえで鯛焼きの焼き型を作ってるのでは…
そもそも、自分たちが何を作っているのか
わからないまま、鯛らしきものの焼き型を惰性で作っている…
そんな風に疑いたくなるような、いびつな鯛焼きの焼き型の数々を
ひとつひとつ、ちゃんと鯛焼きに見えるように修正しています。
誠意の感じられない焼き型の数々にストレスマックス不可避です。
そして、修正された鯛焼きの焼き型を使って
実際に鯛焼きを調理する人間がいるのですが
その鯛焼きの出来栄えにも調理技術が必要なわけで…
技術が未熟であれば、生焼けだったり、コゲコゲだったりで
果たして、私が修正した鯛焼きの焼き型は
適正な調理に使われて美味しい鯛焼きを作り出せるのだろうか?
そんなことを毎日のように考えています。
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